幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

 詩人の詩

2008-05-03 18:44:51 | Weblog


 詩人が詩を書くという詩をぼくは書いた
 
 でも詩人の書く詩はうそっぱちだから
 
 ぼくは詩人にはならない
 
 詩も書かない
 
 でも
 
 詩人が詩を書かなくなったとき
 
 詩は死ぬから
 
 うそっぱちでもいい
 
 詩人は詩を書け
 
 ぼくはそれを読み
 
 涙を流す
 
 そして書く
 
 詩人の書く詩は
 
 うそっぱちだと
 
 
 
 

 要するに単純

2008-05-03 02:01:33 | Weblog


 忘れちゃった
 
 言うこと
 
 でもすること単純だから
 
 男って
 
 ぼくはとくに直情型だから
 
 言葉にするほど複雑じゃなくて
 
 それなのに
 
 脳内マスターベーションには
 
 レトリック使ったりして
 
 わりと凝ったりして
 
 そうでもしないと時間が
 
 残りの人生終わってしまうから
 
 くだらないことで
 
 そうでもしなければ
 
 あまりにも心臓の鼓動
 
 早すぎるから
 
 ごめんね
 
 いろんな選択肢あるだろうけど
 
 ぼくはそんなに器用じゃなくて
 
 あれこれ選んだりできないから
 
 単純かもしれないけど
 
 要するに単細胞ということで
 
 許してください