雨は怖い…
もう二度と誰も好きになれないと
あんなに大好きになれる人は
現われないことを突きつけられるようで
傘と私を残して消えた彼の姿が
涙と雨で見えなくなるから
大好きだった彼が憎らしく感じたり
彼の幸せを恨んだりするのも
気付けば雨の夜‥
こんなに苦しいのなら
こんなに哀しいのなら
もう二度と恋はしないと誓ったのも
雨の宇宙(ソラ)の中だった
雨は命の源だと彼は云う
どんな雨であっても有り難いものだと‥
とくに、しっとりと降る優しい雨が好きだと
私は誰に何を諭されても
哀しみから抜け出せない自分が
雨のせいにしておかなければ
活きられなかった…
誰かを憎み恨んでしまいそうだったから
雨は嫌いでこれからも活き続ける
嫌いだけれど感謝はしているのです
人間として生きられたから
雨は私から大切なモノをすべて奪ったけれど
傘を残してくれる愛を届けてくれた
とめどなく流れる涙を許してくれた
ありがとう…
あとは彼を還してくれたら
大好きになれるかも知れない
無理でしょうね‥(失笑)
*よろしかったらお願いします*
切ない不倫の恋.☆。:*・° |
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