直接の原因が何であったのかは
記憶をなくしてしまったのですが
ほらっ私って現実逃避型の人間ですので
確か…彼の奥さまの話しだったと…
短大を卒業して近くの企業に2年間お勤めをして
お見合いで彼と結婚された奥さま
そうですね仮に「陽子さん」としておきましょう
何故って喩えば私が夜の月なら…
彼女は陽だまりの様な女性（ヒト）ですから
そんな陽子さんを騙して隠れて罪を感じながらも
彼との逢瀬を繰り返していた頃…
肌を重ね合って愛しさが込み上げて
それでもふと淋しくて
涙が溢れたときに私が何気なく呟いた言葉
「女を終わらせるときも
ラストヴァージンも貴方がいい…」
『美月はフルコースで俺だね‥
世界中で美月だけだよ…』
「何言ってるの？陽子さんもでしょう
光栄に思わなければね…罰があたるよ」
『うちの陽子は俺が初めてじゃないよ
だから、美月だけだよ…』
驚いて声が裏返ってしまった
「そっそんなこと、関係ないじゃないの
いつから処女至上主義になったの？」
『別に気にしていないさ今までも
そしてこれからも奥さんには変わりがない
ただ美月は少女の淡い憧れの段階で
恋の花が開く前に俺が手折り
奪い採って彩をつけてしまったから…』
「だから同情しているんだ？」
そこで彼の顔色が急激に変わった
いつもは呑み込む醜い心の言葉が
「うちの陽子」と「奥さん」のキーワードと
彼からずっと感じている憐れみと責任のような…
私だけが彼を愛し続けて執着し続けて
幸せになれなかったことへの劣等感から
吐き出された醜い嫉妬心に恥ずかしさと怒りで
機関銃のように止まらなくなった
本気で怒りを表した彼は恐ろしく寡黙で冷たい
泣き叫ぶ私へ冷静に
冷ややかな視線を浴びせながら
身支度を整えた…
「貴方は幸せな家庭があるのだから
私のことは放っておけば良かったのよ
愛されている振りと幸せな振りを続けるのは
一人になった時に惨めになるだけなのに
罪悪感で押し潰されそうになるのに…」
『言いたいことは終わったの？』
泣きじゃくる私に八つ当たりをしている私へ
閑かに寂しげにゆっくりと話し始めた
『俺は愛してもいない女を…
20年以上前に別れた元恋人を気にするほど
構っていられるほど暇じゃない…
俺の家族が幸せなのは美月が笑っているからだ
俺の世界は美月を中心に回っている
信じられないなら罪悪感から解放されたいのなら
俺を殺してくれ美月の手で…
痛いのは苦手だから一突きで頼むよ
これが俺達の宿命で愛のカタチなんだ』
中秋の名月が満月でないことを
皆さま御存知でしょうか？
月が地球に一番接近するトキが陰暦の8月15日
それが「中秋の名月」と称されて
今年は9月19日で満月でもあります
陽だまりを失ったら生きていけないけれど
愛でるだけの月なら見えなくとも
生活できるから…
次の満月の中秋の名月は2021年だそうです
巡り巡る歳月に疲れ果てそうな夜に
思い出しては戒めるのです
＊よろしかったらお願いします＊
 切ない不倫の恋．☆。:*・° |
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桜夜花さんは洞察力も優れていらっしゃいますね。
そうです、彼の奥さまは無条件で愛されて
いらっしゃる訳ではございませんね…
仰る通りです。。
ですが私は彼に裏切られて棄てられても
哀しくて泣くことはございましても…
追いかけないと思うのです。きっと‥
その時にならなくては、わかりませんが(笑)
また是非いらして、お話しを伺わせてくださいませ。
お待ちしております。
こんなに愛してる美月さんが彼を刺すなんでできないことをわかっていて言っている。
そんな事になったとき、どれだけ奥様が絶望するかわかっていて言っている。
できないとわかっている事をやってみろと言うのは残酷です。彼の言葉は、彼の逃げでしかありません。
そんなに美月さんを愛していると言うなら、美月さんが世界の中心だと言うなら、奥様にしっかり謝罪と責任をとって別れてから、美月さんと再婚するのが、筋が通っていて一番奥様を傷つけないことなのに。
そうすれば美月さんがこうやって泣くこともなくなるのに。
美月さんの心情を思うと、泣いてしまいそうです。
ありがとうございます。
＞一歩でも幸せな方向へ‥
心に染み入る言葉でした。
＞心で抱きしめている人が沢山いるから…
温かな優しさに包まれたような感じがしました。
ほんとうに、ありがとうございます。
人の悲しみが解らないから
可哀想だと感じることが出来る優しさと強さを
お持ちの桜夜花さんが、こうして
心を置きにいらしてくださることが
私は誇らしく感じました。
また是非いらしてくださいませ。
お待ちしております。
「くるみ」さんへ
ありがとうございます。
まるで自分のことのように
代わりに泣いてくれているようでした。
くるみちゃんは、自分のことは何でも我慢してしまう
お兄さん泣かせのお嬢さんでしたね‥
人って哀しすぎると泣くことさえ出来ないのです。
涙が枯れ果てるかしら？って思えるくらい泣いても
枯れることはないのです。
哀しい素晴らしい生き物ですよね、人間って。
これほどまでに愛する人と廻り逢って…
愛してると言ってもらえたら幸せなのです。
一度きりの自分が主役の人生です。
いろいろと思うことはあると思いますが
くるみちゃんのために一言だけ…
愛されることよりも死ぬほど愛した人に
想いを伝えられたことに誇りを持ってくださいね。
きっと救われます。
天使よりも美しいココロを持っているのですもの‥
幸せになれると信じております。
一瞬の喜びが降り捧ぎ続けて積み重なることを
祈り願っております。
また是非いらしてくださいませ。
お待ちしております。
「きら」さんへ
ありがとうございます。
きらさんを待ち続けた一週間でした(笑)
私は泣き虫で弱くて、すぐに諦めてしまいそうになるのです。
きらさんのブログ、日々素敵になっていってますね。
此処は誰にも話せないけれど…
誰かに知っていてほしい心を綴るのには最適な場所です
正直な処、今後の展開が気になって
ドキドキしてしまっている私なのですが…
私達女性は恋を重ねながら女を磨くのです。
豊かな人で在り続けたいですね‥
お互いに頑張りましょうね(笑)
エールの交換みたいですね・・・！
また是非いらしてくださいませ。
お待ちしております。
台風の影響はいかがでしょうか？
こちらは月がきれいで静かな夜ですよ。
ところで私は、ここに登場する彼さんの言葉の意味、
真意が理解できないことが多々あります。
それなりに経験があり、歳を重ねている私なのに、平和ボケしてしまっているのでしょうか？
もし私がその場にいたら、それどういうことなの？って訊いてしまいそうな・・（笑）
「俺の家族が幸せなのは美月が笑っているからだ」
この意味は・・？
「俺が幸せなのは美月が笑っているからだ」・・というのなら理解できるのですが・・。
彼さんの愛の言葉だけを拝見していると、美月さんがいつも不安に思っていらっしゃる「いつ棄てられるのか」なんて無縁のような気がするのですが、それでもなお不安なのは、何か感じるところがあるからなのでしょうか。
そもそも「棄てる」という言葉自体、怒られると思いますよ。
ものすごい風の音で目覚めました。
日毎に大きくなる台風に脅威を感じながらも
現実逃避型の性分故に楽観視していたので驚いております。
ベランダの植木鉢を慌てて片付けました(笑)
優希さん、ありがとうございます。
私のココロの病み？闇を心配してくださって…
彼曰く、私が泣いていれば不幸であれば
大切な家族を放ってしまっても助けに行ってしまうから
私は笑顔で過ごさなくてはならないのだそうです。
優希さん、不思議な女性（ヒト）です…
彼も「棄てる」という言葉を異様に嫌がるのです。
あと「さよなら」と言われるのも嫌います。
私の不安は彼が見えなくなってしまうことです。
「死別」は全ての人間に平等ですから
彼が私のために準備していた「最期」が哀しかったのです。
復活できたことに感謝しているのですよ…！
ですが、ふとした瞬間に不安が押し寄せるのです。
その都度、叱られております(笑)
今日は一日、こんなお天気ですね…
末の子供の部活動で駆り出される予定でしたが
きっと、延期ですよね…
せっかくの連休でしたが、この暴風雨の中を
通勤や通学をすることを考えると
お休みで良かったと思います‥
また是非いらしてくださいませ。
お待ちしております。
だから不安になるのでしょうね。
他の方のコメントにもあるように彼様は都合よく
生きておられる気がします。
それに気づかず言葉に踊らされてるように感じます。
美月さんが幸せな結婚生活を送っておられたら
彼様の気持ちが分かるのでしょうね。
私の不安を推察して
彼の言葉を絵空事と仰れるのですから
恐れ入りました。
私の結婚生活は子供達に恵まれ囲まれて
とても幸せな日々でしたよ・・
他の方のコメントと同様と仰っておりますが
全く異なります。恋さんの言葉からは
私への思いやりは伝わってまいりませんでした。
それが残念で、私は不快に感じております。
恋さん、コメント欄には‥
何を感じても何を記しても自由だと思います。
ですが掲載するかどうかも私の自由なのです。
どれほど綺麗な言葉を綴っても
心の奥の想いは伝わると考えております
余りに愚弄される言葉は非難と同様だと
私は感じておりますので
他の方と一緒になさらないでください。
こちらこそ、いつもありがとうございます。
私がどれほど温かい心を待っていたか…
彼の世界は太陽を中心に回ってます。
それでも月も大切だと言ってくれてますので(笑)
私はそれで十分なのです。
（落ち着いている時限定なのですが‥）
私の子供達は成人している子が二人ですので
一番末の超！甘えたさんが支えのようです(笑)
私の日常生活は子供と母、この二人に支えてもらい
とても幸せに暮らしております。
19日の満月の十五夜を・・
愛する方々とともに愛でてくださいませ。
私も遠くから幸せを祈り願っております。
また是非クリスマスローズの話しを伺わせてくださいませ。
楽しみに、お待ちしております。
「yako」さんへ
ありがとうございます。
とっても嬉しい言葉と心が届きました。
見守ってくださっているのですから
これからも、頑張りますね。
また是非いらしてくださいませ。
お待ちしております。
自分の意に沿わないコメントは全て非難扱いすればいいのですものね。
恋さんのコメントに心がないだとか…それこそ根拠のない非難なのでは？
客観的に貴女の状況をしるしてあるだけだと思いますがね？
＞客観的に貴女の状況をしるしてあるだけだと思いますがね？
事実を知りもしないで客観的に状況を
悪意を持ち書き記し残すことは
心のある人間がすることではございません。
私はそう感じております。