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昨日は国会報告会で埼玉県の深谷市に行っていたこともあって、許すことの出来ない国会史上かつてなかった「暴挙」を十分に把握していなかった。今朝の新聞で、懲罰委員会で行われた「自民・公明クーデター」が起きていたことを知って愕然とした。年金をめぐる厚生労働委員会の強行採決の際に、桜田委員長に手を出したとの件で懲罰委員会にかけられていた内山晃議員(民主)について、「登院停止30日間」の強行採決が行われたという信じがたいニュースである。

『委員長不信任で排除 与党が民主へ異例の“懲罰”』 
 与党は18日の衆院懲罰委員会で、民主党の内山晃衆院議員に対する懲罰動議の取り扱いが「民主党の主張のみを取り上げ、不誠実・不公平に委員会を運営した」として、横光克彦委員長(民主)に対する不信任決議案を可決、内山氏を登院停止30日間とすることを議決した。衆院事務局によると、委員長不信任案が可決されたのは、戦後間もない1948年12月の予算委員会以来、59年ぶりの異例の事態。(東京新聞・6月19日)

懲罰委員会の委員長は横光克彦議員(民主)だ。以前は社民党にいた議員だから、電話して事情を聞いてみた。15日に懲罰委員会を開いて趣旨説明を聞いた。そして、「与野党筆頭理事同士でよく話しあって下さい」と言い続けたという。昨日の18日に横光委員長は、理事会の場で「与野党の意見は一致しましたか。していないのなら、今日は委員会を開けないですね」と言ったとたんに、不信任動機が島村宣伸理事から出され、その後与党のみ出席の懲罰委員会で「委員長不信任決議案」が決められたという。御当人の内山晃議員が一言も発することなく、また懲罰委員会に呼ばれることもなく、「30日間の登院停止」を決めてしまった。横光委員長は、委員長ではあるが、島村代理がいるので委員会を運営することが出来ないという宙吊り状態に追い込まれた。
 
そして、今から再開されようとしている衆議院本会議で、内山晃議員の「身上弁明」を聞いた上で、島村懲罰委員会理事が登壇し、「内山晃議員の登院停止30日間」を宣告する。そして、民主党の10分の反対討論の後で採決するという段取りになっている。社民・国民・民主の3党は抗議して本会議場から退席する予定だ。本人の弁明も一切の審議もなく、強行採決された「登員停止」処分など認めるべきではない。

年金を力づくで強行採決した結果が、今日の支持率暴落につながった。その腹いせに「みせしめ懲罰」を強行採決してみせるという「美しい国」の人々、あいかわらず懲りてないらしい。安倍政権に対しての懲罰は、「一票一揆」で示す以外にないと改めて思う。59年前、昭和23年に衆議院予算委員長が不信任決議案の可決を受けて代理が補正予算の報告をしたことがあるが、その後に衆議院は解散している。
今日、参議院では「教育3法」と「イラク特別措置法」を採決しようと動いているが、「力づくの国会運営」の暴走がふたたび始まろうとしている。


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