今日は、来年から日本で始まる「裁判員制度」と「世界の陪審制・参審制」のお勉強をした。実は、国会議員はやたら細切れのスケジュールに振り回されることが多くて、まとまった時間をさいて本を読んだり、資料をめくったりする時間がとれない。にもかかわらず、重要な場面で判断を誤ってはいけないので勉強することも本来は重要な仕事だ。国会議事堂近くの国会図書館には「議員閲覧室」がある。12年前に国会議員になって最初にここを訪れた時に驚いたのは、あまりに充実した読書・研究環境だった。フリージャーナリストとして資料集めに苦労してきたので、国会図書館の立法補佐機能には、心から感服したものだ。ただ、小選挙区制度の導入以後、この充実した環境・機能を利用する議員が減ってきているのは、残念なことだ。
道路特定財源について、福島みずほ党首の予算委員会での質問を波紋を呼んで、「道路特定財源を住民活動に流しこんで、世論を偽装した」という新たな問題点も浮き彫りになってきた。『どこどこ日記』読者からの感想を頂いたので、ここに紹介することにする。
保坂展人さんこんにちは
私はI・Sといいます。保坂さんや社民党が追及している国土交通省のミュージカルふるさときゃらばんの「みちぶしん」について、私も無料で見ました。新潟県上越市であった公演では往復はがきで申し込み抽選だったような気がします。こんな所からお金が出ているとは思いませんでした。
この劇団のミュージカルは以前にも見ており、「親父と嫁さん」「むらは3・3・7拍子」はとても面白かったです。それだけに期待していたのですが、余り面白くなかった事を覚えています。最後の方は国道事務所の所長さん役が出てきて、話がうまく進み、一緒に仕事をするというものでした。役所内でのやりとりが余りにウソっぽく、白々しい感じがしました。
隣の上越市には「女性みちみらい上越」というNPO団体があります。ミュージカルの時もこの団体が後援か何かしていて、ポスターに名前が出でいたと思います。またここが行うシンポジウムや講演会等には国道事務所の人や、国土交通省の人がよく来ています。上越魚沼地域振興快速道路の早期完成や、道路特定財源の一般財源化の反対など、国土交通省の考え方に沿った運動をしています。また他の地域の道を考える女性の団体ともいろいろ交流しているみたいです。
私たちの集落は50戸程ですが、今でも道普請は行なわれています。山へ行く道の草刈と排水路の手入れですが日を決めて殆ど全戸が出役します。
これからも活躍を期待しています。
[引用終わり]
今もなお「道普請」をしているI・Sさんからのメールを読むと、地域共同体で共通の資産である「みち」を守り、手入れをすることの大切さを感じる。そもそも、国土交通省道路局の「未知普請」運動も、こうした日本社会の伝統的共同性の再認識・再創造という「理念」がうたわれていて、だからこそ「公園に花いっぱい運動」や「道路清掃ボランティア活動」などが運動の実例として紹介されているのだ。しかし、こうした「理念」なり「美徳」なりが、どうやって3時間6000万円のイベントに化けることが出来るのかを問題にしているのである。
皆さんの意見を求めたいと思います。(ブログで転載可能の方は「投書転載可」と書いて下さい)

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