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「明日の人生、変えられる!!」

最近、ぐいぐいと好きになってきた言葉だ。土井たか子さんから電話があって、若者を対象に話す機会があるけれど、意見を聞きたいと言われて、とっさに電話口で思いついた言葉だ。もちろん「明日の人生、決まってる」というマインドの若者たちが、いや子どもたちでさえも大勢いて、すべては予定調和的に仕組まれていて巨大な社会のシステムを前にして、個人が出来ることなどは限りがあるし、自分の人生もプログラムの作動環境の中で自ずから決められているという感覚が広がっていると思うから、あえてこう口にしてみた。

「明日の人生、変えられる!!」というのは心地よい言葉だが、オウム真理教などのカルトでも、マルチ商法でも「幸せになりましょう」「あなた必ずは成功します」などの囁きで犠牲者を獲得してきた。だから、この手の言葉を聞くと嫌悪感が走り、びくんと警戒モードに入る人も多いはずだ。ただ、本当に掛け値なしで、言葉通りの呼びかけだとしたら、どうだろうか。

ただ、地球環境破壊が進んで、気象異変や災害が続くだけではなくて、人間の内面から「生きる力」が萎縮し、ねじまげられ、圧迫されていることを感じる。どんな濃い暗闇の中にも、目を凝らしてみれば一点の光はある。かつて「元気印」という言葉を生み出した私は、「絶望の虚妄なること希望と相等しい」と言った中国の作家魯迅の影響を20歳前後で強く受けた。能天気な明るさではなくて、地下水道から這い出してきたような暗さ、みじめさ、辛さ、悔しさを全身に秘めて、「さあ、出かけよう」と一言でつぶやく言葉にまばゆいばかりの光を見る。暗いからこそ、ゆらゆらと揺れる炎が私たちの前途を照らす。闇を知る光だからこそ、人々の胸に宿る希望の断片を縫合して、ひとつのエネルギー体へと醸成する。

国会の中で過ごすようになって、やがて12年となる。(2年間は浪人) もう一度、言葉の世界に入ってみたい。言葉の世界とは、この12年間走り続けて「政治」のプロとして語り、訴え、議論してきた「習慣的言語」から離れてみるということだ。
私は、ブログで、さまざまな「個別情報」を発信してきたが、これからも発信していく。でも、週末には身辺コラムで自分自身の中にある「政治の言葉」を包囲し解体する格闘をしてみたい。めざすは「言葉の革命」だ。

明日の人生、変えられる!!




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