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 小田急線経堂駅前で街頭宣伝(左、羽田圭二区議会議員)

 昨日は、久しぶりに小田急線経堂駅前で街頭演説をした。1998年から10年間、事務所を置いて活動してきた地域だけに、よく知る人たちと再会しエール交換した。「政権交代」の4文字が踊った昨年の街頭とは様変わりして、「鳩山連立政権」に対する評価が厳しくなっていることを感じた。正面から批判していく人は少ないが、真冬なみの寒さに飲み込まれるように、人々の心も冷えているような気がした。「政権交代の扉は開いたばかり、ここで自民党時代に戻ってはいけない」と、社会保障や教育問題などを訴えた。

 参議院選挙の社民党比例区公認が決まってから2週間となる。いろいろな場に出かけて話す機会が多かったが、肝心の参議院比例区の選挙制度について、衆議院比例区との共通点・相違点を認識している人は見事なぐらいいなかった。「政党名じゃないといけない、個人名を書いたら無効になる」「順位が上位でないと当選可能性がない」というのは、衆議院比例区の話。参議院比例区では「政党名でも個人名でも投票出来る」「順位はあらかじめついていない、政党ごとに個人名が多い順(獲得票順)で当選者が決まる」というのが正解。わかりにくい、わかりにくい。

 そこで、この解説を書いた。ぜひ、よく読んでほしい。引用、コピペOKなので、制度を理解してもらうことが、前提となる。もっとわかりやすい説明があれば、紹介してほしい。総務省が解説をしているhpも、9年前(2001年)の制度導入の時に作成したもので、それ以降は更新されていない。民主主義の原点である選挙制度について、国民のほとんどが正確に理解出来ず、誤った認識(政党名でないと無効票になる=衆議院比例区の周知事項)にとらわれているのは問題だ。正確な選挙制度の情報を周知するのは、本来は総務省であり中央選挙管理委員会の仕事だが、うまくいっていないから理解は進んでいない。

→「衆議院比例区と参議院比例区の違いとは」(『どこどこ日記』)

 


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