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解散・総選挙の日程が近づいてきています。9月11日、社民党全国連合常任幹事会は私、保坂展人を東京8区(杉並区)で衆議院議員予定候補として新たに公認することを決定しました。これまでの経過報告と私の決意をここに明らかにしたいと思います。  

この間、党内外の多くの先輩諸氏、また友人・支持者の皆さんから、今回の選挙区変更について、率直な御意見をいただきました。「小泉構造改革」がズタズタにしたその傷跡は無残です。年金の信頼は壊れ、医療崩壊が加速し、雇用は規制緩和で究極の搾取が横行しています。社会のあらゆる面で「強い者一人勝ち」の傾向が顕著になり、「儲けるが勝ち」と偽装が蔓延しています。その根源は政治にあり、自民党を中心とした「自公政権」にあると多くの国民が考え、何としても「自公政権」を倒すために力を合わせてほしいという声はたいへん大きいと受け止めました。

東京6区では、民主党の現職である小宮山洋子さんと競合しています。02年に凶刃に倒れた故石井紘基さん(衆議院議員・民主党)の時代から、国会では野党共闘で力を合わせるが、国政選挙はそれぞれの党が力を出し切って議席を獲得するために闘うべきと考えてきました。事実、2000年、03年と続けて東京6区で闘ってきました。ただし、05年の郵政解散では選挙区の闘いを断念して比例区単独候補として闘いました。また、昨年12月には、東京6区で社民党公認が決定しています。

ところが、昨年の参議院選挙結果を受けて、社民党と民主党との間で「選挙協力」の話し合いが始まりました。私が移動することで6区での競合を避け、新しい選挙区では民主党が擁立しないことで相互に協力するという話でした。時間をかけて協議が続きました。そして、今回の「東京8区」への移動は、相当の紆余曲折を経ながら決定したものです。

結論を得るまでの間、東京6区での活動は継続してきました。多くのボランティアの皆さんに参加していただき、毎週どこかの駅頭でチラシを配布し政策を訴えてきました。ふりかえると、1998年から約10年間にわたって、多くの出会いにも恵まれ、激励を頂いた東京6区を離れて、新たな地での挑戦を選択したことに、思いは万感溢れます。

また、過去3回獲得した議席は、東京全体の比例区で獲得したものです。選挙区と比例区のふたつの選択で、比例区は社民党と決めてくれた人々の意志で国会活動を継続出来たことにも感謝しています。東京以外の全国の人からも、知人・友人を紹介頂いたり、激励の声をかけて頂いたたことも大きな力になりました。

私は、政治を市民にとって身近かなものにしたいという一心で、この3年間にわたってブログで国会報告を書き続けてきました。正確な情報を素早く提供することで、市民サイドから政策テーマについて、多くのアドバイスや提案をもらいました。3年前に比べると、ブログの情報提供に対して確かなリアクションもあり、政治と生活の場を近づけるツールとして機能し始めていると思います。

国会活動・地域活動と、これまで、たくさんのボランティアの皆さんや友人たちに支えられて培ってきた力を、政治転換の最大チャンスである今回の戦いに生かして頑張りたいと思います。

2008年9月12日 衆議院議員 保坂展人
 


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