今日は連合主催第78回中央メーデーに参加した。朝から、会場入りする組合員の皆さんに国会報告を交えてエールを送り、11時過ぎから会場前方の舞台に登壇した。色とりどりの旗を前に4万人を超える人々が集まっている。挨拶に立った福島みずほ党首は、「安倍政権は5年以内に改憲の道筋をつけると言って強引に国民投票法案を衆議院で強行採決し、参議院で進めている。ただ、それにも飽き足らずに、まず『集団的自衛権の憲法解釈』を変更して憲法を破ろうとしている。懇談会のメンバーを見ればその意図は明らかだ」と強く指摘した。『集団的自衛権』という言葉が曲者だ。
簡単に言えば、今ベトナム戦争が起きれば、日本の自衛隊が参戦するということだ。軍事同盟を結んでいる相手国が攻撃を受けた時に、馳せ参じることが『集団的自衛権』の行使にあたり、これまで歴代内閣法制局は「日本は集団的自衛権を有しているが、行使することは出来ない」という憲法解釈を維持してきた。安倍総理は力づくで「安保タカ派」のお仲間クラブの懇話会で「時と場合によっては行使出来る」という提言をまとめさせて、参議院選挙後に力技で内閣法制局見解を変更させるつもりだ。外務省と官邸の暴走に、防衛省・自衛隊の中から憂慮の声があがっていると聞く。
憲法「改正」の前に、堂々と9条2項を破り棄てるということだ。憲法の上位に日米同盟が位置して、世界中のどこか分からないがアメリカ軍が交戦している現場に自衛隊が参戦することになる。戦闘に参加すれば、死傷者も出るだろう。死傷者が出れば、こう言い出すのではないか。「戦死者も出ている現実と憲法はあまりに乖離している」と。そこまでして、憲法を破り、そして変えたい。その主要な標的は9条であり、強く要求しているのはアメリカである。どうして、こんな改憲が「自主憲法」なのか。
「国のために喜んで生命を棄てることが出来る若者たち」を育成するために、教育基本法を変えて、さらに教育3法で学校現場に「新・国家主義教育」の影が忍び寄る。唯一、この流れを変える方法は、参議院選挙で安倍政治・自民・公明連立政権を過半数割れに追い込むことである。そして、社民党が議席を伸ばしてしっかりとした発言力を強めることにある。

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