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東京都政で前代未聞の「副知事VS自公」の睨み合いは、石原知事の側近である浜渦副知事更迭で、いちおうの決着を見たかに見える。

 いかにも伏魔殿と呼ばれる東京都庁と都議会を象徴するような話じゃないか。
税金の使い道をチェックするために議会があるのだとしたら、3月に民主党都議が(浜渦副知事に依頼されたという社会福祉総合学院の運営をめぐる問題点)の徹底的な審議するべきだ。

 都議会民主党の対応が、いっそう事態を把握することを阻んではいないだろうか。浜渦氏に質問を依頼されたかどうか――これが、都議会の自民・公明側が問題にした点だが、「依頼されていない」と主張しながら百条委員会に出席しないという姿勢には疑問が残る。事実、民主党会派内からも批判の声もあがっている。

 橋梁をめぐる談合事件では都の発注する工事を請け負ってきた建設会社に都のOBが天下り、都側の発注情報を得て談合調整を進めていたとの報道(5月29日朝日新聞)もあり、石原都政下の「改革」なるものが官僚利権の撤廃にはほど遠いうわべだけのものだったことを示している。

 やがて来月、都議会議員選挙がある。本来なら、都庁・都議会を含めた大騒動の顛末が有権者の大きな注目・関心を集めてもおかしくないが、現実は正反対だという。「構図が複雑」すぎて、いったい何が問題で、誰と誰が衝突して、人事紛争となっているのか判らないので関心が持てないというのだ。

 情けない話ではないか。首都東京の政治レベルは幕藩体制の奉行所のごとく、
空疎な権威だけを振りかざし、特定業者が政治権力と癒着して権益をむさぼる構造をひとつも脱却していない。

 石原都政は終焉の時を迎えつつある。派手なパフォーマンスと驕慢な言動でマスコミを手玉に取ってきた「小説・政治家」も、側近を失って都政への気力も意欲も減退させているのではないか。「石原新党」という虚々実々の話が耳に入ってくるが、すでに石原氏の政治家としての旬は過ぎたのではないか。



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浜渦・東京都副知事の辞任、7月22日で合意 (dadada)
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浜渦副知事問題、敢えて異なる見解を主張したい (明日を拓く)
やっと書きたいことがまとまったので、きょうから3日くらい連続してこの問題をとりあげてみたい。 東京都では今、浜渦武生副知事の去就について、ひいては石原慎太郎知事の責任について、大問題となっている。おそらく他県の方はご存じないと思うし、都民の方も東京MX