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参議院予算委員会が始まった。今日は、最後に福島みずほ党首の質問があり、冒頭から道路特定財源の無駄使いの追及の一環として、「道路局イベント」に6000万円が投入されていたことを問題にした。問題のイベントは「MICHIBUSHIN全国大会」と言う。平成15年8月29日の午後1時30分より、ホテル・グランコート名古屋ので開かれた。4時30分に終了予定だったようなので、1時間2000万円かと驚きあきれる。ちょうど1カ月前に『みちぶしん』のミュージカルを知って、そのバックグランドを探索していた時に、国土交通省道路局に道路特定財源を栄養源として『未知普請運動』なるものが育っていたことを知った。(細かいことだが、平成14年に北海道札幌市で始まったのが起点と言われるが、このときは『みち普請戦略会議』、平成15年名古屋市が『MICHIBUSHIN全国大会』、平成16年に大阪で行われた時は『未知普請全国大会in近畿』、さらに平成17年には『四国ふるさと普請大会』と名称は少しづつ変化している。

社民党が入手した資料によると、平成15年8月29日に開催された『MICHIBUSHIN全国大会』の実施にあたって、6月7日に国土交通省中部地方整備局東海幹線道路調査所長が社団法人地域問題研究所と契約している。「平成15年度道路整備将来展望検討業務」として「土木設計業務等委託契約書」様式で記されている金額は、5092万5000円である。しかも、年度末の16年3月23日付の「土木設計業務等委託変更契約書」によると、1018万5000円を「広報誌作成」「シンポジウム開催前の打合せ」などの「特記仕様書」がついているが、イベントは終了しているので追加払いだったのか。この合計6111万円の経費は何に使われたのか。イベントの概要さえ国土交通省には残っていないというが、費用の内訳を回答させた。

[国土交通省道路局調べ]

 基礎資料作成          240万円         
 道路整備ビジョンの素案作成   120万円
 広報紙             610万円
 シンポジウム開催運営      2400万円
 道ビジョンパンフレット     210万円
 (以上、直接経費        3100万円)

 諸経費+消費税を加えて        5092万5000円

[追加分]
 広報紙作成            550万円
 道ビジョン素案作成        20万円
 (以上で              570万円)

諸経費+消費税を加えて         1018万5000円

これが道路局から福島みずほ事務所に来た回答である。諸経費だけで、2000万円を軽く突破する。いったい何に使っていたのか。

翌平成16年は、『未知普請全国大会in近畿』が平成16年9月24日~25日に大阪府ドーンセンターで実施されている。契約は「未知普請全国大会運営業務」という名目で近畿地方整備局が天下り法人の近畿建設協会と契約している。平成16年7月12日に1228万5000円、翌17年1月20日に336万円追加契約しているから総費用1564万5000円で開催されたことになる。。

 さらに平成17年は11月19日~20日に、四国・香川県高松市で「ふるさと普請全国大会」が実施されている。平成17年5月11日に国土交通省四国地方整備局長がオリエンタルコンサルタンツと955万5000円で契約している。従前に比べて費用は縮減されたかに見えたが、また年度末の平成18年3月27日に1743万円も追加契約をしている。総計で2698万5000円となっている。

国土交通省によると大枚をはたいた全国集会の宣伝物やカタログ、映像、記録等手元に一切見当たらないという。とりわけ、6000万円の名古屋大会はネット上からも記録が消えていて、3時間のイベントに国交省の説明でも2400万円かけた理由が判らない。

私は「これは第2のタウンミィーティングだ」と3週間前の記者会見で感想を述べたが訂正しなければならない。内閣府のやってきたタウンミィーシィングよりも、道路局イベントの用意周到さ、その豪華予算とドンブリ勘定は比較にならないほど凄い。タウンミィーティングを超える「道路支援世論ローラー作戦」の一端がここにある。


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