TOP PAGE BLOG ENGLISH CONTACT




 来る1月23日に、若者と雇用を考える催し『就職って何だ』が開かれる。講師には、90年代の若者論に始まり、最近では大学で学生の就職活動担当の仕事もしてきた社会学者の宮台真司さんを招いて講演をしてもらった後でシンポジウムを開催する。悩んでいる人も、悩んでいない人も、若い世代の参加をお待ちしている。このシンポジウムには強い思いがあり、若い世代の皆さんへのメッセージをインフォメーションの後にはりつけておくので、お読みいただきたい。

 

〔御案内〕

「就職って何だ?」

せたがや若者フォーラム~区長と若者が共に考える

 厳しく変化する社会・経済環境の中で、就職しようとしている若者には、課題・問題が多い状況が続いています。若者の就職について、共に考えましょう。


日時/1月23日(月)午後6時30分~9時30分
会場/成城ホール
講演/宮台真司(首都大学東京都市教養学部教授)
パネルディスカッション/パネリスト=宮台真司、末廣啓子(宇都宮大学 キャリア教育・就職支援センター教授)、渡辺克美(K2インターナショナルグループ・よこはま南部ユースプラザ施設長)、区長

※当日直接会場へ。先着280人。手話通訳あり。
共催/(公財)世田谷区産業振興公社

問い合わせ先:工業・雇用促進課 電話番号:3411-6662 ファクシミリ番号:3411-6635

〔御案内終了〕

 

若い世代の皆さんに伝えたいこと

 

 

今度のわかものフォーラムで、特に若い世代のみなさんに伝えたいのは、東日本大震災と原発事故を受けて、明らかにも日本人の生き方を変更するように求められたと考えざるを得ない。にもかかわらず、身につみついた考え方を変えるということは特に若者の親世代はなかなか難しい。どうしても昨年まで、一昨年までの経験にこだわってしまうし、現状でいいんじゃないかと思ったほうが安心できる。私自身にもそうした過去回帰にひきづりこまれそうな危惧がある。

 

若い人は、これからの時代に対してのある種の生物学的な「動物的直感」があると思う。そういう意味で、親世代が築いた社会。それが無尽蔵に経済成長したり生活レベルを向上させていくのではないということを知っている。私も含めた親世代はここが違う。時代が変わったのに「低成長」とか「マイナス成長」という言葉に置き換え、「右肩あがりの成長モデル」が正常な姿だという感覚がぬぐえない。少子高齢化が進むこれから社会保障にしてもあるいは就業機会にしても険しいし厳しい。

 

これに対して、行政として親世代、社会全体として、建前としての空手形を打って、だましっこして若い世代と親世代との関係を変えられないかと思っている。

 

過去のように未来はないことが明らかな時代に入った以上は、時代の変化の潮流を見定めている若い世代にとってチャンスも多くなる。ソーシャルビジネスの分野で意欲的な事業を展開する若い世代も出てきた。今後、若い世代が実際に仕事を作り出していく。福祉や、ものづくりやITあるいはポストITやセンター的分野、農業など仕事を作り出していける時代だ。

 

 まだそれがどんな社会なのかは、見えていないけれど、若い世代がジャンプを試みる土台をつくりたい。、行政として、若い世代がチャレンジしたり思い切ってやってみようか環境を準備していきたい。どこへ飛びなさい。こんな風に泳ぎなさいということはそれぞれやればいいし、余計なお世話である。ここから一人ひとりがやってみてください。失敗してもほとんどの場合大きな事故でもなければ。また元気であれやり直しができる。

 

集まっている方の中には、この春就職しようとする人もいる。大きな企業、一部上場でなければ、学生ランキングで上位でなければ、そこははずして、無名の中小企業であってもすばらしく、今後何十年伸びていく企業もある。オリジナリティを持った仕事場選びが必要。

 

そういったことを得ながら、最初の選択で一生を決めることはないので、いくつか仕事をしたうえで勉強してみるとか、起業を起こしてほしい。起業なのか事業体なのか。自分の仕事の選び方を決定することは、その人なりに「時代を読み込む」ことになるし、「生き方」のスタートラインを刻むことにもなる。

 

 若い世代の一歩とは、そのまま未来の扉につながっている。そんなはなしで盛り上げられればと思う。

 

(メッセージ終わり)

 

 

 



この記事をはてなブックマークに追加

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 車座集会、新... 世田谷区施設... »