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国会議員にも『ねんきん特別便』が次々と届いているようだ。私だけではなくて、穀田恵二衆議院議員(共産)や、足立信也参議院議員(民主)のところへも来たらしい。そして、今日は参議院厚生労働委員会での福島みずほさんの質問で、私たちが総力をあげて追及してきた「旧台帳1365万件」について、舛添厚生労働大臣が「オンラインに入力する」と明言した。これまでの社会保険庁の説明は、「この分については、オンラインに全件入力したから問題がない」との立場だったが事実上の方針転換と言える。パンドラの箱はついに完全に開く可能性が出てきた。

「宙に浮いた年金記録5000万件」の名寄せ作業で1100万件が『ねんきん特別便』の送付対象となった。ところが、基礎年金番号との突き合わせでも解明出来なかった年金記録は2019万件と膨大だが、これとは別に社民党が問題にしている「旧台帳」と呼ばれる現在70歳以上の人々の年金記録が総数3119万件ある。下の図の下部赤線で囲った部分が旧台帳と呼ばれる厚生年金の記録だ。




上の図の下右部分がワンビシ・アーカイブにある紙台帳が1365万件である。再整理が必要だということをわが党が指摘して、舛添大臣もようやく重い腰をあげて、再整理とコンピュータ再入力を段取りしているとのことだ。この旧台帳記録を全件精査すると、年金受給者や死亡者の中にも「受給漏れ」が相当数出てくるのではないかと予想される。

とくにワンビシ・アーカイブに保存されている紙台帳は、昨年の10月、11月、12月と2545件を探してみて、わずか1076件(42・27%)しか探し出せていない。確実に厚生年金に保険料を支払った人の記録は、現在の受給者に結びついているかどうか国民は重大な関心を持って見守ることになる。この推定1365万件の紙台帳の整理と基礎年金番号との「照合」は急がなければならない。すでに、1月から2月にかけて総理と厚生労働大臣の答弁は私がとっている。

記録が行方不明になるとかいったようなことも、これも否定はできないと思います。年金記録というのは、長い間保存されているものですから、件数も膨大でございまして、保存状態また内容もさまざまなことがあると思っております。
(1月29日衆議院予算委員会の福田総理の答弁)

私もワンビシへ行ってきまして、少し整理のぐあいが悪いので、これは整理し直せということを指示しました。(中略)

 ただ問題は、要するに、私も見た倉庫に完全に順番に並んでいないんですね。こういうこともやらないでおいて、それで見に行って、倉庫をあけてみてなかった、ほかの箱に入っていたということがありますから、これは直ちに指示をして、少なくとも順番どおりに並べかえる作業をやらないといけない。こういうことをこれまでやっていないんですね。それで、早急に今検討して、近々この作業に入るようにいたします。(2月12日衆議院予算委員会舛添厚生労働大臣)

そして、今日の委員会のテープ起こしを添付しておく。この「オンラインにインプットしていく」という方針が履行されると、「眠っていた年金記録」が多数回復される可能性が出てくる。年金記録問題解決のための政府の方針に、明らかに「1365万件」を加えることになる。私たちの成果であるとともに、情報開示をさらに徹底して迫っていきたい。

[4月1日参議院厚生労働委員会]

福島党首:つぎに、ワンビシアーカイブズについてお聞きをいたします。ワンビシアーカイブズの件で、1365万件の再整理が必要だということがわかりました。これについては、舛添大臣も、これは整理の具合が悪いと、整理しなおせと言うことを衆議院でおっしゃっていますけれども、結局これは手付かずなわけなんですよね。3月31日までにやるといったところで1365万件がぐちゃぐちゃのままあるわけです。これについては、私たちは、見るのを阻まれたという怨念があります。見せなかったわけですよね。去年。で、大丈夫だから見かったんじゃなくて、ふたをあけたら大臣がご覧になったようにぐちゃぐちゃで、ダメだ。これは福田総理もそう言っています。1365万件どうするんですか。私、小池さん、津田さん、保坂さん、みんなでワンビシアーカイブズまで行きました。で、見せてもらえなかった。きちっと情報開示を国会議員にしててください。

大臣:まあ、わたしが1月16日にいって、今申し上げたように、例えば、引抜いたやつを元に戻してないということがありました。早急になんとかせんといかんということで、じゃどうするかで、わたしの案は、きちんと並び替える。作業をすればどうするか。それ見積もりをやってます。作業委員会の皆さん方にも、これを図り、作業委員会の皆さまにも、これ守秘義務がかかっています。彼らに行ってもらって調査をする。そうすると、番号順に並び替える作業をやるよりも、オンラインでインプットした方がお金も結局かからないんじゃないってことで、今、その手順については専門家の方々の間で議論をしてもらってます。

それから、特別チーム。これも守秘義務がかかっていますんで、実は、このチームにそこに入ってもらって、もうすこし細かく精査をする。そして、一番コストをかけないで、一番これからの解明作業に、続けるような手順というのを今検討中であります。そしてもちろんこの名寄せ作業の過程で、でてきて、突き合わせをしないといけないのは、そこに各地域の職員がワンビシに行って、見てる。その作業もやってます。

そしてこの議員の視察、の話でありますけれども、衆議院の厚生労働委員会の方々は視察にまとめて行かれました。私は、そういう意味では例えば参議院の厚生労働委員会で理事会でおはかりいただいて、ご視察なさる。そういうことに関しては、何の支障もない。と思いますので国民の代表として、もちろん個人情報で守秘義務がかかるというのは、それはもう私を含めてそこはきちんとやらないといけない。ですけれども、是非例えば、厚生労働委員会の理事会の先生方、あるいはオブザーバーの先生方で行かれるというのは、これは私は大変結構だと思います。

[以上]




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