ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
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高年大学鯱城学園

2010-12-05 09:34:55 | シホのホ(雑記帳)

どの地域にも同じようなサービスがあるようだけれど、高年大学鯱城学園は名古屋市在住の60歳以上を対象にした(とはいうものの倍率が高く60歳ではとても入れないらしい)高齢者の生きがいづくりと地域活動の核となる人材の養成を目的として設立された「大学」。受講生のみなさんが本当に熱心で、話していてとにかく反応がよく、聞いていただいてありがとうございますという気持ちで終わることができるので、ついつい長居して2002年度からだからもう9年も文化(2年2クラス)・生活(2年2クラス)・地域学科(1年・2年)で単発の講座を持たせていただいている。

わずか2年の「大学」生活とはいうものの、2年生の後半で登場する私の講座のころになると、クラスのルールや雰囲気ができあがっていて面白い。かつては拙い講義をきっかけに文化祭で徐福の劇を作ってクラスで発表してくださったり(これはすごかった。わざわざ和歌山県新宮市の徐福の盆踊りの指導を受けて徐福の文字で染め抜いた浴衣まで現地から借りたという。その積極性!)熊野古道や青森の小泊まで徐福を訪ねてくださった方達があった。

今回紹介するのは、先週講義に出かけたら前回の学生からとレイアウトされた写真をプレゼントされたこと。講義の中で立ち上がって熱心に写真を撮っている方があったけれど、まさかこんなプレゼントが準備されるとは思いもよらなかった。24期文化Bクラスのどなたでしょうか?ありがとうございます。
この写真実にこっていて、講座の前にこのクラスでは講師の紹介を自分たちで調べて紹介してくださったのだけれど、このブログ「ほるほる」を探し出してくださってワタルの高校が21世紀枠の・・・ということまで話してくださった。写真左にその新聞記事まで探して載せてくださって、「甲子園に推薦サレマスヨウニ!」という文字で囲ってくださってる。届けてくださった担任の先生のお話だと、これは選ばれる=丸ということで文字が丸く囲っているそうですよということだった。今も高年大学の講座をきっかけに連絡をくださる方が他にもいらっしゃるけれど、こういう気持ちの温かさをいただくと、忙しさを理由に自分はいい加減になっていないかなと反省することしきり。

師走という文字通り、本当に走り回る日々。それは自分が断れない優柔不断さから来ていることも事実なのだから、何が大切かをときには考えて動きたいなあと思うのでした。そんな気持ちにさせてくださった高年大学のみなさん、ありがとうございます。


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