ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

2018年9月8日 韓国慶尚南道・咸陽徐福国際学術シンポジウム 

2018-09-09 09:18:42 | 徐福伝説
9月8日(土)
今朝の中部セントレア空港は関空閉鎖の余波を受けて臨時便が出たり入ったり?で大変な人でした。そのせいかは知らないけれど、10:45発の釜山行きのAirBusanは30分遅れで出発となりました。
今回、釜山往復15600円という驚くべき値段をみつけて購入したのですが、荷物を預けるなら7000円プラスと知り、せっかく安いのに追加料金はもったいないと思って手荷物のみ(10キロまでOK)で予約しました。
ところがチェックインのときに荷物預けますか?と聞かれました。旅行社の申込みとAirBusanとは関係なく、往復とも15キロまで預けられるとのことでした。旅行会社から買うのと飛行機会社から買うのとではこんなところでも違うんですね。勉強になりました。
13:00釜山空港着。先に着いていた中国徐福会会長・張雲方さん、琅琊徐福研究会、日本からは八女徐福会・赤崎さん、佐賀徐福会・大串さん、廣橋さん、天山ふれあい会(筑紫野徐福会)有田さん、溝口さん、そしてスタッフのみなさんの昼食に滑り込み、13:30ごろ空港を出発。
そのまま咸陽に向かうと思っていたら、泗川(サチョン)に行くといいます。そうか、主催が慶南発展研究院だから、慶尚南道全体で考えているのでした。解説によれば泗川の勒(ノクト)は古くから潮待ちの入江として使われてきたところで、中国の半両銭や日本の弥生時代の土器が出土するということです。同行の考古学の赤崎さんに伺ったところ、とはいっても年代的には徐福のずっと後になるとのこと、熊野の波田須の半両銭もそうですが、時代考証としては、そうはうまくいかないところがあるのでした。
約1時間半を高速で走り、泗川着。そこで蘇州徐福会と合流。ケーブルカーに乗せてもらい、先ずは徐福伝承地のある南海方向にケーブルカーは進み、小さな島でUターンし、今度は山の頂へ。展望台から海を眺めると小さな島がたくさんあります。その数800ということです。東海を渡るときと想像すると、それは開かれた海というよりも、果てしなく続く島伝いの航海だったのかなと思わせてくれる風景でした。



そこから文化院の研究施設へ。そこで咸陽徐福会、連雲港徐福研究会と合流。研修施設なので作りはシンプルでしたが、広々としていてとっても静か。なんの音?と思ったら、記録用なのでしょう、今回もドローンでの撮影が始まっていました。
近くのお店でこの地方・山清の黒豚のサムギョプサル(肉が違った!)をいただき、さんざん乾杯したのに、二次会と称して宿舎に併設されている韓屋でその伝統的な作りを聞いたあと、再び乾杯。昨日まで汗汗汗の毎日が嘘のように、夕方からは少し肌寒い、韓屋から引き上げ、宿舎に向かう広場で見上げてみれば深い空、星の夜でした。




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