ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
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逵(つじ)志保のページです

2016年10月8日第15回東アジア徐福文化学術セミナー(韓国済州島)

2016-10-18 21:34:36 | 徐福伝説
10月は徐福月間!?
更新できないままに次の徐福イベントに出てしまってはと思い、急ぎメモ書きします。

10月6日、前日台風の被害にあったばかりの韓国・釜山を経由し、済州島へ。
深夜に到着すると、既に到着していたKさんがフロントまで降りてきてくれていました。
Kさん、20年来の中国の友人ですが、彼女は中韓日の同時通訳をしながら、翻訳の仕事をしています。
今回、私がこのイベントで長年言葉の壁にぶつかっていることを知り、
忙しいなか、仕事を休んで駆けつけてくれました。

全体の集合は7日晩だったため、7日は中国徐福会会長ZさんとKさんとで、牛島に連れて行ってもらいました。
牛島へはフェリーで入ります。きれいな浜辺だからと連れて行ってもらったところは、それはもう本当に美しくて、足元をみれば砂じゃない、細かなサンゴ礁です。
3人できれいなサンゴ礁の欠片を拾い始めると、なんだかもう面白くなってきて、気づいたら浜辺で1時間も過ごしていました。


その後島内をまわり帰路のフェリーへ。

乗り場のそばに牛島海女抗日運動記念碑がありました。こんなところでも大変なことがあったんだと知りました。

晩には中韓日の参加者が各地から集ってきての夕食会。懐かしい顔と新しい顔、ここからはKさんが挨拶に合わせて瞬時に2カ国語で通訳してくれるので、みな感激。
ホテルに帰ってきて、Kさんと周辺を散歩した後、遅くまで話をして、翌日の準備。

8日は第15回東アジア徐福文化学術セミナー(韓国済州島)です。主催:済州徐福文化国際交流協会/
会場:西帰浦徐福展示館、西帰浦KAL Hotel
午前は雨だったため、徐福展示館前の中庭でおこなう祭事が展示館内に。


午後から会議が始まりました。


今回、中国龍口から参加したQさんは、この開会式の場で私にトロフィーを授与したいとおっしゃっていました。
実は2011年10月に中国国際徐福文化交流協会から徐福文化研究特別貢献賞をいただいたのですが、証書はいただいたのですがトロフィーはまだだったのです。
なぜ?今回それがわかりました。
よくモノを受け取ったときに、わざとヨロっとよろけるようなことをする人がいますが
これはわざとではなく、半端なく重い。

後ろに青い紙を当てて見えるようにしていますが、徐福像が細工されているもので、30センチほどのサイズなんですが5キロもあるんです。
このトロフィーのおかげで、スーツケースに危険物と思われ、カバンは開けられ、ギリギリまで機内に入れませんでした。
見せびらかしてもって歩くようなことができない重さですが、いい記念になりました。謝謝!

今回、済州徐福文化国際交流協会では、初めて広く参加者を募りました。残念ながら、今回は日本のイベントも近々あり、日本から多くの参加者とまでは行きませんでしたが、これを機に、済州島の徐福伝説を知ってもらうことができればと思います。
済州島を出る日の朝は素晴らしい快晴。漢拏山が嬉しくなるくらいよく見えました。