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逵(つじ)志保のページです

学年末の授業参観と謝恩会

2006-03-05 00:00:04 | シホのホ(雑記帳)
2日は学年末の授業参観でした。

小4年生のサホたちは、お楽しみ会のような流れでグループ発表。グループの中の一人がジャズダンスを習っているそうで、その子に指導してもらったのでしょう。CDに合わせて軽快な踊りを披露してくれました。
…可哀想だったのは、せっかく練習しただろうに、CDプレイヤーの調子が悪く、ところどころラップのように歌が飛んだこと。昔だったら「もうできない」というところでしょうが、10歳はたくましい。クスッと笑いながら踊りきってしまいました。
もうひとつサホも大きくなったなあと思ったのは、「はじめの言葉」をみんなの前で堂々とできたこと。私の小さい頃と同じなのですが(本当に!)、とにかくみんなの後ろでモジモジしている子だったので、その点ではかなり積極的になってきたなあと思いました。

いつもの授業参観は、45分をサホとワタルと同じ時間になるように行ったり来たりするのですが、この日は6年生のワタルたちは謝恩会ということで、サホの発表を見たら体育館へ。
親子対面で机に座ると、調理実習で作ったサンドイッチが置いてありました。司会の子が「食べてください」と言うので、早速!と思ったら、ワタルから「お母さんガツガツ食わんでよ」と言われ周りを見る。そういうことを気にするようになったのも成長なのか。
さて、ワタルたちは6年間の想い出を創作劇にして楽しませてくれた。隣のクラスは楽しい劇で、ワタルたちは「いいなあ、オレたちは真面目にやらなきゃいけないって言われて…」と愚痴りぎみ。
でもワタルたちの発表もとっても良かった。クラスの子たちが一人一人最後に自分の将来の夢を宣言したのだけれど、夢のある未来が目の前に広がっていて、「冷めている」なんて言われる最近の子だけれど、未来は明るいぞ!と言いたくなるほど素敵だった。
でもワタルの夢には驚いた。プロ野球選手という子が何人かいたので、ワタルもそうだとばかり思っていたのだけれど、「みんなに憧れられる」と言ったあと「先生になりたい」と言ったのだ。聞いてないよーと思いながら、なんかジーンとしてしまって、その後合唱があったのだけれど、涙が出そうになって耐えるのが大変だった。
テーブルに戻って来たワタルが「かあさん、顔が変!」と言った。歌いながら気になってたらしいけど、こっちは耐えてたんだから仕方ない。
その後、手作りの感謝状ももらった。やっぱり野球のことがいっぱい書かれていた。

家に帰ると、今日は半分ほっとかれてしまったサホからも教室でくれるはずだった感謝の手紙をもらった。そして写真の「いけばな」をプレゼントしてくれた。「花器を褒められた」と言うので聞いてみると、ビールジョッキなんだそうだ。泡があふれているという花器の作り方が、可愛らしい柄の花器を作った人とセンスが違うといわれたそうだけれど、なんと言っていいものか。美味しそうな顔までしてる…。

そうそう家に帰ってワタルに「父さん母さんを見て先生になりたいとおもったんじゃないよ、小さい子が好きだからだよ」と念を押された。
生意気も成長の証?とにかく授業参観が終わりました。
コメント (6)
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