競馬 変わる傾向と変わらない鉄則

前週までの馬券圏内馬の血統や馬番を集計し、次週を推理します

桜花賞 攻略の切り口

2013-04-07 00:43:38 | 阪神競馬

まずは過去の傾向からどうぞ

阪神競馬場改修直後の2007年に、カタマチボタンが3番枠から馬券に絡んでいますが、それ以降に1桁馬番で馬券に絡んだのは、1~3番人気だった8.9番枠の4頭のみです。

『桜花賞は外枠有利』 この格言は既にオーソドックスなものになっていますが、追従するだけではツマラナイので、その裏付けとなるデータを調べてみました。

下記表は、昨年1年間にBコースで行われた、17&18頭立て全13レースの結果を時系列で並べたものです。

6番人気以下で絞り込むと、

※人気=1~5番人気、穴=6番人気以下

もっと極端に外枠優勢の傾向が見られるかと思ったんですが・・・

上表は、5番人気以内の人気馬が18~15番(4頭)、14~10番(5頭)、9~5番(5頭)、4~1番(4頭)の4区分の中に何頭入り、そして何頭が馬券に絡んだかを表にしました。例えば、良馬場では18~15番枠に15頭出走して、7頭が複勝圏内に入った。その複勝率は47%ということです。

上表で見ると、稍重時に中枠勢が健闘しているためのようです。明日は悪くても稍重程度でしょうか。

クラウンロゼも3番人気以上になるほど指示を跳ね上げそうにはありませんから、外枠勢で勝負してみようかと。

 

続いて血統について、ひとつふたつ。

馬場回収後、桜花賞とオークスとの直結性が言われるようになりました。桜花賞は、府中の2400mで勝負できるような馬を探せと。

その探し方です。もう一度、過去の傾向の『父』欄をご覧下さい。

ディープインパクト、ファルブラヴ、マンハッタンカフェ、キングカメハメハ、スペシャルウィーク、アグネスタキオン、シンボリクリスエス、タニノギムレット、ダンスインザダークは2000m以上のG1で勝っています。

また日本で走っていないバゴとフレンチデピュティは、産駒が2000m以上のG1で勝っていますし、クロフネは府中時代のJCD2100mの覇者です。

父(又は父の産駒)が2000m以上のG1を制覇した強者で絞り込む、という手法は結構有効だと思うんですよね。

唯一例外のフジキセキも、順調であったなら皐月賞でジェニュインには負けなかったかと。

今回の出走馬でこの条件をクリアするのは、クロフネ、ダイワメジャー、ステイゴールド、ウォーエンブレム、ディープインパクト、ネオユニヴァース、ハーツクライ、スズカマンボ産駒の12頭です。

もうひとつ毎年のことなんですが、桜花賞を検討する時に母父ミスプロ系は問答無用にバッサリ消すという、何やら暴力的な不文律を持っていましてw

2007年からの6年間で母父ミスプロ系がやってきたのは、ヴィルシーナ1頭。18頭中1頭だけなんですね。

配合論的な見地からの説明は、私はその道のプロではないので置いときますが、データ派的な立場からレース結果を眺めてみますと、これもひとつの有効な馬券対策じゃないかと。

もしレッドオーヴァルが好走したら(馬名を言っちゃいましたがw)、その時は素直に実力を認めて、エリザベス女王杯までいいお付き合いをしていけばいい訳で、ヴィルシーナとオークス以降は蜜月の関係になりましたし、昨年の牝馬戦線はトータルでは回収率プラスで終えることが出来ました。

牡馬&牝馬クラシック戦線ともに、母父ミスプロ系なのに馬券に絡む馬は相当強いから、以降はずっと追っかけるべし。でもそういう馬は滅多にいないから、その初戦ではバッサリ消しが有効。

母父ミスプロ系の評価を下げるという手法は、他にもいろんなG1で使えます。

最後にクラスの壁を




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