最近、なかなか更新する時間が取れませんが、このレースの攻略の切り口だけは是非とも紹介したいと思います。
過去の傾向を見れば、母父系統の特徴にひと目で気付くはずです。
ナスルーラ系(緑色)が目立ちます。
阪神競馬場では、昨年の夏開催時にトニービン祭りがありました。開幕から3週間目、Bコースになってからですが。そのクライマックスは6/23米子S。出走18頭中トニービンを持つフラガラッハ、サワノパンサー、ミッキードリームの3頭(のみ)で決着し、3連単は1,200万円でした。
トニービン~グレイソヴリン~ナスルーラ、どこまで絞り込めるのかは現時点では何とも言えませんが、この阪神夏開催というのはそういう狙い方で高配当を期待できる稀有な時期です。
今年のマーメイドSは1週早まってAコースで行われます。土曜時点ではナスルーラ系統の爆発はまだ見られませんが、その兆候らしきものは見受けられます。
では今年の出走表を
今年の出走馬でグレイソヴリンを持つ馬は、マイファーストラヴ、ダートムーアにピュアプリーゼ(4代母父がグレイソヴリン系)の3頭。
3頭ともサンデーサイレンスを持っていないのが気になりますが、絶好の枠に入りました。
下記は土曜までの芝2000m3戦の結果です。
上表3Rからフルゲート2戦を抽出し、いつもの表で
左表、人気は5番人気以内、穴は6番人気以下。右表、例えば、『8~5』番に人気馬(5番人気以内)が2頭出走し、2頭とも複勝圏内に入ったということです。枠の半分から外は、内の2倍強の人気馬が出走しましたが、1頭も馬券に絡めていません。
4、5、8の中からどれかの複勝、またはワイド3点BOXでも充分楽しめるレースになりそうです。3連単なら85万~120万円ですか。
もしマーメイドSで『祭り』が起こらなくても、3週目、4週目にその可能性があることを信じて注視していけばいいんです。
釣りで言えばマグロの1本釣りですね。場所と時期と天候で狙いを絞って、ここぞというレースに釣り糸を放り投げる。小物を含めて獲れればいいというような投網的馬券も否定はしませんが、たまにはこういう戦い方もスリルを味わえて楽しめますよ。