新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

低血圧が懐かしい

2020年07月26日 11時37分15秒 | 写真と俳句

   鬼百合の高々と咲き下を見ず    ひよどり 一平

  (おにゆりのたかだかとさきしたをみず)

   ・・・・・・・

 三十代半ばのころ、会社の命令により、社外のある研修を受けることになった。

 その研修会は伊豆半島のホテルで、宿泊一週間というスケジュールで行われた。

 研修会の初日、健康診断を受けさせられた。

 その結果、「この低血圧では研修には耐えられないから、帰ってくれ」と言われた。

 当時評判の「地獄のナントカ」という研修だった。

 私としては血圧が低いくらいで帰されたのでは、会社に面目が立たなかった。

 すったもんだの末、予定通りに何の支障もなく受講できた。

 その時の血圧を今でも覚えているが、「上が106、下が64」だった。

 現在はと言えば、高血圧で困っているのだから、おかしなものだ。

 低血圧時代が懐かしい。

 

 

 

 

 

 

 

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青鬼灯

2020年07月25日 11時15分07秒 | 写真と俳句

   

    寂寞を虫に食わせて青鬼灯   ひよどり 一平

   (じゃくまくをむしにくわせてあおほうずき)

    ・・・・・・・

 青鬼灯の葉に虫食いの跡があった。無残な姿に見えた。

 しかし、青鬼灯に虫が取り付いているわけではなかった。

 ホッとした。

    ・・・・・・・

 この頃、新型コロナウイルスの感染者数に、あまり驚かなくなった。

 驚かなくなったが、危険がより身に迫っているとの実感はある。

    ・・・・・・・

 アメリカと中国の対決姿勢が、より鮮明になってきた。

 地政学的に言っても、国のあり方の面から言っても、我が国の全方位外交は成り立たないのではなかろうか。

 

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老鶯

2020年07月24日 07時32分45秒 | 写真と俳句

    老鶯や木道行けば湯ノ湖畔   ひよどり 一平

  (ろうおうやもくどうゆけばゆのこはん)

   ・・・・・・・

 昨日のコロナ感染者数は、従来を大きく上回った。新たなフェーズに入った感じだ。

 今までは、「世間でどんなに増えようと、自分がしっかりしていれば大丈夫」という自信めいたものがあった。

 しかし今は、「自分がどんなに備えていても、コロナは押し入って来るかも?」という怖れを感じる。

 迎え撃つべき中央政治家、知事、医療陣などの戦線の乱れも気にかかる。

 大東亜戦争時代「一億一心」という言葉を思い起こした。

  ・・・・・・・

 新型コロナの騒ぎの中、「ポスト安倍」の言動が目立たない。

 テレビや新聞を見る限り、素人の眼には、有力候補と目されていた人たちの動きが見えないのだ。

 現在の安倍執行部がうまく行っているわけでもないのに、「オレにやらせろ」という動きがないのだ。黙っていて、「棚から牡丹餅が落ちてくる」のを待っているのだろうか。それとも、チームワークを乱さないようにしているのだろうか。

 コロナ危機の今こそ、精力的な行動力を見せて欲しい。

 こんな有様なら、「安倍さんは外交に馴れているのだから、このままでいいか!」という意見だって出てきそうだ。

 

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メールより電話

2020年07月23日 03時16分16秒 | 写真と俳句

  さるすべり朝練の無き武道館    ひよどり 一平

 (さるすべりあされんのなきぶどうかん)

   ・・・・・・・

 毎朝、裂帛の気合が聞けた武道館だったが、ここのところ聞いていない。

 このようなところにも、コロナの影響が出ているのだろうか。

   ・・・・・・・

 友人たちとはメールやラインでは繋がっていて、大方の動静は把握できている。

 しかし、声が聞きたいと思い、毎日幾人かと電話をし始めた。

 メールより電話がいい。もちろん、会いたいのはやまやまだが、それは我慢だ。

   ・・・・・・・

 朝から本格的な雨。

 

 

 

 

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黙々と

2020年07月22日 09時09分08秒 | 写真と俳句

   黙々と梅雨の合間のゲートボール   ひよどり 一平

  (もくもくとつゆのあいまのげーとぼーる)

   ・・・・・・・

 広いグランドの一角で、ゲートボールに興じているグループがいた。

 ルールその他について知らないので、練習なのか試合なのか判らない。

 ある人がプレー中、他の人の多くは、ぼんやりと立って見ている。

「あれで運動になるのかな?」というのは、門外漢の私の率直な印象。

 聞くところでは、暴力沙汰になることもあるらしい.。見た目と中身とでは、大きな違いがあるのかも知れない。

 

 

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