新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

心映え

2020年06月10日 00時04分35秒 | 写真と俳句

   紫陽花や斯くも主の心延へ    ひよどり 一平

  (あじさいやかくもあるじのこころばえ)

   ・・・・・・・

 友人から送られて来た紫陽花の写真である。植木鉢から地面におろして5年ほど経過したものだとか。これまでにどんな秘訣があったのか、この花がどのように変化するのかも聞いていない。

 我が家の紫陽花は、植木屋が勝手に植えていったものなのだが、よく咲いたのは初めの2、3年だけ。あとは葉っぱばかりが茂って、花はせいぜい1,2輪。

 咲かないから引っこ抜くと言ったらくだんの植木屋は、「咲かないのは剪定の時期を違えているからなので、時期を間違えずに剪定すれば、良い花を咲かすはずだ」、と言って抜いてくれない。「それじゃ、いい時期に来て剪定してくれ」と言ったら、「紫陽花一本くらいで行けるかい!」と、引き受けてくれなかった。

 すべからく植物は、主の心映えに従うものらしい。

   ・・・・・・・

 友人関係もそんなものか。双方の心映えが冴えないと旨く行かないのだ。

 

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2 コメント

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Unknown (太郎ママ)
2020-06-10 08:18:54
「紫陽花や斯くも主の心延へ」

紫陽花は剪定次第だってことがやっと分かったわたしです。
我が庭では今年はたくさぁ~んさきましたよ。
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太郎ママさんへ (ひよどり)
2020-06-10 14:17:02
剪定次第であり、しかもその時期が大切なようです。
私は自分の気分でバサバサと切り落としていたので、
肝腎な花芽まで切り落してしまったのです。
でも、いまもって同じミスをしています。
返信する

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