義兄が死んで、今日が告別式。
午前中はとても寒かった。
脳梗塞で倒れ、意識混濁が10日間ほど続き、他界した。静かな旅立ちであった。
今の時期、火葬場は混み合っているらしく、幾日か待たされた。やはり、人が死ぬのは、季節の変わり目に多いのだろうか。
孫の幾人かが告別式に参列していた。
「おじいちゃん」とのお別れは、悲しそうだった。目を擦っていた姿は痛々しかった。とても印象に残るいい場面でもあった。
私が幼かった頃、「出世前の子供に遺体を見せるものではない」という意見もあったようだ。私もそのように思っていた。
しかし、今回のことで、私の気持ちは変わりそうだ。「死」の厳粛な事実を見せることは、成長過程の子供にとって、意味のあることかもしれない。
決して、「私の遺体を孫に見せろ」と言っているわけではない。わが身に置き換えて考えると、「可哀想かなァ」という思いが強い。
火葬場の経験をさせることには、いささか疑問は残る。いいか悪いか、今の私には判断できない。むしろ、「否」のほうが勝っている。
写真は薔薇の芽。大きな棘に守られ、紅色の芽立ちは美しい。生きる勢いが感じられる。
やはり、春はいい!
現実を見るべきでしょうね。
死は自然のなりゆきです。
それがあって、また生まれ出ることですもの。
まだ寒いですねぇ。
死は厳粛な営みの終焉ですから、謙虚にうけとめなければなりません。
きちんと見せるべきかもしれませんね。
死ぬということはどういうことか命の大切さとはどういうものか子供にとっては一番の勉強になりますよね。
息子も父方の祖父母、伯父たちや私のほうの曾祖母など小さい時から見させて経験させてきました。
手軽に人を殺す時代ですから、人が死ぬことの重みを教えないといけませんね。
川崎市の少年事件など、「死」をどのような感覚で受け止めているのdしょうか。
薔薇の芽、とても勢いがあります。
トゲを従えているようで、健気でもあるし、とても頼もしいです。
このようにありたいものです。