新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

清しき別れ

2016年07月20日 08時58分56秒 | 写真と俳句

                          

                       水量が少なめであったので、滝が白々と際立って見えた。

            力強く豪快に落ちる滝より、こんな滝のほうが私は好きだ。

              こんなにも清しき別れ滝白し    ひよどり 一平   

               (こんなにもすがしきわかれたきしろし)

                                     

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 切なくて | トップ | 見咎められて »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たんと)
2016-07-20 11:26:51

豪快に落ちる滝にもそれなりの良さはあると思いますが
このように少ない水量もまた情緒あるものです。
二手に分かれた流れは再び同じ逢瀬となって一緒になるのでしょう♪
返信する
こんばんは (鎌ちゃん)
2016-07-20 19:06:40
「こんなにも清しき別れ滝白し」
前回記事の「言ひ足らなくて切なくて」、さらに、先日の「悔い残りけり」のお気持ちが晴れ、満たされたようですね。
本当に、爽やかな涼気が漂ってくるようで、清々しい気持ちにさせていただきましたよ。
やっぱり、水不足ぎみなのでしょうか。
そこがちょっぴり気がかりですね。
返信する
Unknown (畦夢)
2016-07-21 05:32:19
こんなにも清しき別れ滝白し    ひよどり 一平

切なくも浪漫に満ちたいい句ですね。
しんみりと心に響いてきました。
こんな別れなら再会もまたいいものでしょうね。
返信する
たんとさんへ (ひよどり)
2016-07-21 09:25:59
滝を被写体として考えるとき、
水量が多い時よりは少ない時の方が私には扱い易いです。
季語としての「滝」は、水量が少ないときではないかと、
勝手に思っています。
返信する
鎌ちゃんさんへ (ひよどり)
2016-07-21 09:31:53
この季節のこの滝としては、水量が少ないように思います。
そんなとき、被写体としては扱い易い。
これは私の個人的な浅薄なスキルの問題です。
季語としての「滝」に「涼しさ」があるのであれば、
少ない水量でも(あるいは少ない方が)よいのではないかと、勝手に思っています。
返信する
畦夢さんへ (ひよどり)
2016-07-21 21:55:28
虚実こもごもの句、少しばかりおセンチかもしれません。
滝がとてもいい姿だったので、つい………。
別れってヤツ、想像でこそうまく行きますが、
現実はきっとどろどろしそうですね。
返信する

コメントを投稿

写真と俳句」カテゴリの最新記事