コスモスには思い出がある。中学生時代のことだ。
他愛ない思い出なのだが、消し去りもせずに、なんとなく胸にしまい込んだままだ。
それがきっかけでコスモスが好きになったわけではない。幼い頃から、私はコスモスが好きだった。
わが家には、コスモスが生えていた。植えた記憶も種を播いた記憶もない。季節を忘れず、自然に花を咲かせてくれていたものらしい。
コスモスの右往左往に吹かれけり ひよどり 一平
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以前はナヨナヨしたコスモスは頼りなげでイヤでした。
今は自分が頼もしくなったのか、その頼りなさが愛おしく感じるようになりました。
不思議なものですねぇ。
一見ナヨナヨですが、結構足腰は丈夫そうです。
それでいて、外見は頼りなさそう。
たまらないです。