新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

ずってんど~

2018年09月10日 00時10分57秒 | 写真と俳句

 自然公園に隣接する稲田へ行ってみた。そこそこは稔っていたが、上出来とは言えない。素人の私でもなんとなく分かる。

 写真を撮ろうと思い、腰をかがめてカメラを構えた。なんとも気に入らないので、二歩、三歩と下がった。足が縺れて、ずっでんどー!!

 つまり、うしろへひっくり返ったのだ。背負っているリュックには、レンズが入っているので重たかった。だから、まともにひっくり返った。

 今の農道は立派な舗装道路。友達にも聞いていたが正にその通りだった。後頭部にズキンと衝撃が走り、目から火花が跳んだ。

 気を取り直して起き上がり、水を飲もうとしたら、手持ちのペットボトルは空っぽだった。よろよろと公園へ。

 公園のスタンドでは水とスポーツドリンクは売り切れ。気を取り直して帰路を急いだ。

   稲の香やしたたかに打つ後頭部   ひよどり 一平

   (いねのかやしたたかにうつこうとうぶ)

 「年齢を考えてくださいね」という声が聞こえた。

 幾つになっても、私は反省しない男のようだ。

コメント (2)
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