新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

いのちを賭けるのか?

2016年01月04日 16時16分54秒 | 身辺雑記

 今日を仕事始めとしている職場は多いのではなかろうか。

 4日の月曜日は、サラリーマンにとって最悪のパターン。年末始の休暇が短いうえに、出勤第一週が丸々の勤務となる。やれやれ・・・・そんな呟きが聞こえそうだ。

 今日、国会が招集された。

 安倍内閣は、「一億総活躍社会の実現」を掲げ、社会の仕組みや制度の改革目論んでいる。

 「一億総活躍」という言葉に違和感を感じるが、目論見については賛同できる。ぜひ実現してほしい。

 過日、自民党の若手議員から、「率先して育児休暇を取得する」という話があった。男性社員の育児休暇取得が進んでいない実態があるので、国会議員自らが進んで取得しようという意気込みらしい。

 昔者の私は、すんなりと拍手する気持ちにはなれない。

 「アンタは国会議員だぜ。年収4000万円の国会議員が、育休取得の啓蒙のために休むのかい?」

 加えて、出産・育児をうる奥方が国会議員となれば、二人で8000万円。

 つい、そのような言葉が出てしまいそうだ。如何ようにも手段はありそうだ。

 「国会議員も国民の一人。育休を取らせたらいいではないか!」とか、「国民を啓蒙するためにも、是非取るべきだ!」という意見があることは知っている。だが、私は素直には賛意を示せない。

 そう言えば、何処かの県知事や市長が、育児休暇を取得した話もあったなァ。

 啓蒙活動なら、まだまだ手段がありそうだ。勘違いをして欲しくない。

 サッカーや野球の一流プロが、育児休暇を取った話があったろうか………?

 彼らはプレーの実績とファンサービスと選手生命に賭けているからねェ。

 知事や市長や議員は、いのちを賭けているのだろうか。

 少し可笑しいよね。

 こんなことを言っているようでは、私は時代に遅れているのかもしれない。

 

 

コメント (4)
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