今日を仕事始めとしている職場は多いのではなかろうか。
4日の月曜日は、サラリーマンにとって最悪のパターン。年末始の休暇が短いうえに、出勤第一週が丸々の勤務となる。やれやれ・・・・そんな呟きが聞こえそうだ。
今日、国会が招集された。
安倍内閣は、「一億総活躍社会の実現」を掲げ、社会の仕組みや制度の改革目論んでいる。
「一億総活躍」という言葉に違和感を感じるが、目論見については賛同できる。ぜひ実現してほしい。
過日、自民党の若手議員から、「率先して育児休暇を取得する」という話があった。男性社員の育児休暇取得が進んでいない実態があるので、国会議員自らが進んで取得しようという意気込みらしい。
昔者の私は、すんなりと拍手する気持ちにはなれない。
「アンタは国会議員だぜ。年収4000万円の国会議員が、育休取得の啓蒙のために休むのかい?」
加えて、出産・育児をうる奥方が国会議員となれば、二人で8000万円。
つい、そのような言葉が出てしまいそうだ。如何ようにも手段はありそうだ。
「国会議員も国民の一人。育休を取らせたらいいではないか!」とか、「国民を啓蒙するためにも、是非取るべきだ!」という意見があることは知っている。だが、私は素直には賛意を示せない。
そう言えば、何処かの県知事や市長が、育児休暇を取得した話もあったなァ。
啓蒙活動なら、まだまだ手段がありそうだ。勘違いをして欲しくない。
サッカーや野球の一流プロが、育児休暇を取った話があったろうか………?
彼らはプレーの実績とファンサービスと選手生命に賭けているからねェ。
知事や市長や議員は、いのちを賭けているのだろうか。
少し可笑しいよね。
こんなことを言っているようでは、私は時代に遅れているのかもしれない。