新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

千本ノックの頃

2015年05月13日 19時21分18秒 | 処世雑感

 8千歩は歩くつもりで家を出た。

 歩き始めるや否や、かなりの暑さに襲われた。「襲われた」のではなく、真夏日の坩堝に突撃をしてしまった。

 まさに無謀!しかも水を持たずに!

 1千歩ほど歩いて、すぐに気付いた。しかし、せっかく「郷関を後に」したのだから、今さら戻るのもシャクだった。

 ペットボトルの水を買い求めて、再び歩き始めた。

 歩きながら、中学校時代の野球練習を思い出した。

 あの時代は、「水分補給」という考えがなかった。

 「水を飲めば汗が出る。発汗作用は疲労の元!」 

 監督はそんな意味のことを言って、ひたすらゲキを飛ばしていたっけ。

 「千本ノック」という「しごき」めいた練習があった。一人の選手に対し、矢継ぎ早やにボールが襲いかかった。

 なぜか倒れた選手はいなかった。みんながなんとか堪えに堪えて、頑張っていた。

 辛いとは思ったが、イヤだとは思わなかった。

 「4番 一塁川上 背番号16」 

 そんな夢があったのかも知れない。

 野球少年時代を思い出しながら、暑い中を、ホロホロホロホロと歩いた。

 しかし今やあの頃の私ではなかった。2千歩も歩かないのに、コースを家の方に変更した。

 従って、今日は4千歩ほどしか歩かなかった。

 写真はきのう撮影した芍薬。1~2日ほど前だったら、別な顔を見せてくれたかも知れない。これでは年増の姐さんだ。

 

コメント (6)
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