新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

トホホホ・・・

2014年09月18日 10時44分40秒 | インポート

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  あの人は、『器』が大きい。

  そんなことを言ったり、聞いたりすることがある。

  そのような使われかたの『器』は、『器量』のことで、能力や人徳のことだ。

  その『器』について考えてみた。

  人生を歩む上で、『器』は大切なもの。

  仕事を成し遂げるのも失敗するのも、『器』に左右されるのは当然だ。

  大きなことを言えば、国を発展されるか衰退させるかは、政治指導者の『器』次第。

  友人関係や恋人関係がスムーズに行くかどうかも、基本的には「相性がいいかどうか」によるが、それぞれの『器』によるところが大きい。

  家庭も然り。

  つくずく実感しているのだが、その『器』は、経年的に瘠せ細っていくらしい。

  『器』を大きくするためには、

  ①本を読む②体験をする③『器』の大きい人に接する④多くの人生に触れる⑤執着しない

  などがある。

  がしかし、一度蓄積すればいいのではなく、絶えず反復していないといけないようだ。

  『器』は瘠せる。狭くなる。ボロボロになる。劣化する。

  心していなければいけないのだが、そのために必要な執着心もまた瘠せ細る。

  『器』は不老長寿ではないのだ。

  絶えずトレーニングを要するらしい。

  それを「面倒くさい、厄介なこと」と思うかどうか。

  「丁寧に生きる」ことを、どのように実践するか?

  淡泊なことも生き方の一つ。

  写真は途方に暮れているチンパンジー。

  千葉動物園にて撮影。

 

コメント (2)
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