福島原発の問題は、長期戦になりそうだ。いや、じりじりと押されている感じがする。
昨日は都知事選の候補者が、民放で議論をしていた。
原子力発電の問題が話題の重要な一つ。
「原子力発電は廃止すべき」という論者がいた。しかし、原子力の替わりに何をもって代替させるかとなると、具体論が乏しかった。
風力発電や太陽光発電の話もあった。現実的な論拠が乏しかった。
ひところ計画停電が行われていたが、ここのところ、その計画は示されていない。今日まではなさそうだ。
夏の暑い盛りとなれば、電力の需要と供給のバランスが、かなり崩れる予測だ。
先日菅総理は、共産党の志位委員長との会談で、「原子力発電の計画は見直す」と行ったらしい。
代替のエネルギーがない中で、どれほどの見直しができるのだろうか。
原子力発電の怖ろしさは身に沁みた。我々は今こそエネルギー問題を真摯に考えるべきだろう。
ドイツは脱原子力に舵を切った。フランスは原子力で行こうとしている。アメリカは足踏みしているように見える。
脱原子力は大賛成だが、代替エネルギーはあるのか?
国民は何をどれほど我慢しなければいけないのか?
イデオロギー論争であってはならない。
現実問題として捉え、覚悟して国民的な議論しなければなるまい。
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