新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

カラオケ賛歌

2009年05月27日 06時50分06秒 | 身辺雑記

 私はカラオケが好きだ。

 歌が上手なわけではない。酔いの発散によさそうなので唄いたくなる。

 健康にもいいのではないか。気分がいいのだから悪いわけはない。

「気分がいいのだから悪いわけがない」と、つい書いてしまったが、やはりこれはおかしい。気分がよければ健康にいいなら、大酒呑んでも健康によくなってしまうではないか。

 横道に逸れてしまった。今日はカラオケの話だ。

 過日、子供時代の友人たちと呑んだ。そのあと、カラオケと洒落こんだ。彼らとは初めてのカラオケだった。

 驚いたことに、唄う曲はどれもこれもぶつかった。

 たとえば、私が「夜霧のブルース」を注文すると、ほかの友人は自分の注文だと誤解する。彼らもリクエストしていたらしいのだ。

「乱れ髪」をリクエストすれば、やはり誰かが唄いたがる。

「乱れ髪」は塩屋岬をイメージした曲らしい。詩の一節に入っている。その塩屋岬は生まれ在所の近くだった。だからぶつかるのだ。 

 生まれた時代が同じだと、印象に残った歌が共通になってしまう。生まれた地域が一緒だと、ご当地ソングがぶつかるのは当たり前。

 しかし、それ以上の関連があるのではないだろうか。なにしろ、艦砲射撃や焼夷弾爆撃を受け、逃げ惑った共通の経験がある。食べ物不足で、ひもじい思いもした。

 時代や生い立ちと好きな演歌の関係。演歌考現学として面白いかもしれない。

 こんな雰囲気だったので、「一番はお前、二番はオレ、三番はあいつ」という状態になってしまった。

 困ったことに、最後は合唱だ。これでは店とって迷惑至極。早々に退散することとなった。

 それにしても、楽しきは同級生とのカラオケ。唄わなくても強要されることはない。

 次が楽しみだ。

 別館として、写真俳句ブログの「いのちの囁き」を開いております。

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コメント (10)
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