新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
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水際検疫が奏功

2009年05月10日 06時16分50秒 | 身辺雑記

 新型インフルエンザが国内で初めて確認された。

 大阪府立高校の教諭1名と生徒2名が、成田空港での検疫で感染が確認された。

 もう1名の生徒も、感染が濃厚らしい。

 取りあえずは、水際作戦が効を奏したのだ。

 関係機関関係者の努力に敬意を表したい。

 厚生労働省では、水際作戦に多くの労力を投じており、今後の長期作戦を考え、水際作戦の変更を計画していた矢先だった。

 短期間で終結する見通しは持てない。水際作戦の医療体制にも限度があろう。

 とは言っても、この度の奏功を評価すれば、水際作戦の縮小は言い出しにくい。

 WHOではフエーズ6への引き上げを考えているようだ。

(イギリスとスペインなどが反対とか)

 さあ、これからが問題だ。

 短期決戦ではないので、 稼働にも限度が生じてくる。

「どんなに水際で食い止めようとしても限度がある。それよりも、国内での医療体制の強化のほうが大切」

 そんな考えもあるようだ。 

 カナダの交流事業に参加していた生徒たちに向けて、学校ではマスクを送るなどして注意を喚起していたそうだ。

 ところが現地の引率者は、「周囲から浮いていまうので・・」という理由で、マスクの使用をしなかったとのこと。

 現地の認識が甘かったと言えばそのとおりだが、日本のようなマスク使用の慣習がない国の場合、なかなか難しいのだろう。

 しかし、引率者に対しては、厳しい国内世論が出るかもしれない。

 これからが正念場。他人の非をあげつらうのは止めよう。出来ることを粛々と実行しようではないか。

 頑張ろう、日本!

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コメント (10)
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