新型インフルエンザが国内で初めて確認された。
大阪府立高校の教諭1名と生徒2名が、成田空港での検疫で感染が確認された。
もう1名の生徒も、感染が濃厚らしい。
取りあえずは、水際作戦が効を奏したのだ。
関係機関関係者の努力に敬意を表したい。
厚生労働省では、水際作戦に多くの労力を投じており、今後の長期作戦を考え、水際作戦の変更を計画していた矢先だった。
短期間で終結する見通しは持てない。水際作戦の医療体制にも限度があろう。
とは言っても、この度の奏功を評価すれば、水際作戦の縮小は言い出しにくい。
WHOではフエーズ6への引き上げを考えているようだ。
(イギリスとスペインなどが反対とか)
さあ、これからが問題だ。
短期決戦ではないので、 稼働にも限度が生じてくる。
「どんなに水際で食い止めようとしても限度がある。それよりも、国内での医療体制の強化のほうが大切」
そんな考えもあるようだ。
カナダの交流事業に参加していた生徒たちに向けて、学校ではマスクを送るなどして注意を喚起していたそうだ。
ところが現地の引率者は、「周囲から浮いていまうので・・」という理由で、マスクの使用をしなかったとのこと。
現地の認識が甘かったと言えばそのとおりだが、日本のようなマスク使用の慣習がない国の場合、なかなか難しいのだろう。
しかし、引率者に対しては、厳しい国内世論が出るかもしれない。
これからが正念場。他人の非をあげつらうのは止めよう。出来ることを粛々と実行しようではないか。
頑張ろう、日本!
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