昨日、友人と会った。例によって、一杯ヤリながらの雑談。
私のブログに対し、痛烈な批判も出た。
「このごろのブログは、固いだけで面白くありません。以前の軽いタッチのものがよかったなあ」
そんな内容の感想だった。
……なるほど、そりゃあそうだ。
席上で言い訳はしなかった。私としても、得心出来る批判であった。
……門外漢の私に、政治に関するコメントなど、おかど違いも甚だしい。
しかし、確かにおかど違いなのだが、世情の喧噪に刺激され、つい私も言いたくなってしまったのだ。国際情勢に精通しているわけでもなく、国内政治の裏事情も知らない私が、テレビや新聞報道の聞きっかじりで興奮してみても、的はずれで単に煩いだけ。
……だけど、所詮ブログって、その程度の遊びごとじゃあないの?
我が楽しみのために始めた「ほろ酔い気分」です。読んで下さった方に共感して頂ければ張り合いが出ます。「反論」という形のリアクションもありがたく頂き、さらに精進に努めます。
甲子園野球の県大会を観戦するつもりで、片道20分を歩いた。まだ梅雨明け前だが、かなりの暑さだった。湿度も高いのかもしれない。
駐車場が満杯だったので、熱戦中と思って球場入り口へ急いだ。
だが、そちらに人の気配はなかった。警備員が所在なげにブラブラしているだけ。
「アノー……」
おづおづと訊いた。
「野球はやってません。今日は県営球場です!」
警備員はニベもない。「思いっきり言ってやろう!」と、待ち構えていたかのような早口の語調だ。幾人にも同じことを訊かれ、イライラしていたのだろうか。彼の額から、汗が噴き出ている。
自転車に乗った老人が、ヨロヨロ近づいて来た。
「アノー……」
警備員は間髪を入れず、
「野球はやってません!今日は県営球場!」
日焼けした警備員はご老体。
訊ねた自転車男も、日焼けしたご老体。
ペットボトルの「おーい○○」に口をつけながら、私は引き返した。
戻る途中で確認したら、駐車場の看板には、「プール駐車場」と書かれてあった。どうりで子供の姿が多い。
日差しは薄いが、気温はかなり高いようだ。
しかし、梅雨明けの気配は感じなかった。