T.Speed.Labo

愛車FD-3Sでの活動日記。

『こころを一つに』

2015-02-11 22:56:07 | Weblog
よく合奏する時なんかに使われるコトバですね。
ちょっと具体性に欠けるというか、精神論的なコトバでもあります。
人によっては否定される方も。
なにせ根拠があやふたですから。
『こころ』なんて目に見えないもんですからね。
目に見えてカチカチしてるメトロノームの方が絶対無比で正確なんで、これに合わせりゃパーペキ(死語 笑)なのも間違いない。
でも、あっしはこの『こころを一つに』の肯定派なんで、この音楽の『こころ』って部分を否定されると『えー!?』っていつも違和感を覚えてました。


でも、さっき見たTVの受け売りで恐縮ですが。
さっき『人間とは』みたいなTVやってまして。
その中で一つ、この『こころ』に対する根拠みたいなもんがありまして。


『こころ』ってのは『環境の変化に対する人間の脳の進化』という考え方もあって、あながち根拠のない精神論だけではないって話で。
『こころを一つに』って言う考え方は、合奏で当てはめれば『集団における人間の協調訓練』って考えると納得いくものがありませんかね?ありますよね!!
集団の中で無意識のうちに合わせていこうとする、脳の進化の一つって解釈です。


合奏の練習では、よくメトロノームを使って正確に合奏する練習がありますが、でも、そのメトロノームも土台次第で狂いが生じるのは周知の事実。
TVでは土台を浮かした状態で、100台のメトロノームを違うタイミングで動かし始めると、最初バラバラに動いていたメトロノームが、土台の揺れでお互い干渉し合って、最後は全部同じ動きをするようになりました。
ちょっと驚きましたねぇ。
こういう結果になるとは想像してませんでした。
干渉し合って、最後は同調する。
人間にだって環境によって同調するってことがあったとしても、おかしくはないでしょう?
まー屁理屈かもしれませんが 笑


あ。誤解のないように言っときますけど、勿論メトロノームの練習を全否定してるワケではありませんよ。
全く違ったテンポで同調されてもハタ迷惑ですから 笑
ただ、『集団を同調させる』という意味ではそれだけでは不完全で、それが全てではない、と感じてはいますがね。


まーまとめなんですが。


あっしが違和感を感じてたとおり、『こころを一つに』っていうのも、抽象的だったり、具体的な理由に乏しかったりしても、最初から否定されるものではなかったんですよね。
そういった気持ちで練習する事によって、得られるものも間違いなくあるんです。


あっしは、昔から『こころを一つに』の方向を向いて合奏をしてきた人間です。
そして、あっしの音楽性ってのは今でもそっちを向いています。
出来ればその気持ちを大切にしていきたい。


だから、現状に迷うのです…










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