「海よりもまだ深く」
そうです
梯子しました
大好きな樹木希林と阿部寛と真木よう子で、監督が「そして父になる」の是枝裕和
気が付けば間もなく放映終了
観ない訳にはいかない映画でした(笑)
いい映画でした
最初はこの弱冠(かなり?)情けない役どころに阿部寛はカッコ良すぎないか?どーだろー?と思って観てましたが
阿部さんがやると、卑しーい、切なーいシーンでも、ライトにコミカルに観られるので、途中からなるほどなぁと感心して観てました。
その点は希林さんのシーンも同様
売れない小説の仕事の傍ら、取材がてらと嘯いて、最早本業となっている探偵業で得たネタで、高校生をゆする最低なシーンがありますが(しかも3万円ぽっち)
「あんたみたいな大人には絶対ならねー」と吐き捨てる高校生に
「お前な、そんな簡単になりたい大人になれると思ったら大間違いだからな!」と説教めいた言葉を返すところも、阿部さんがやるから笑える。
でもなんて切ない、情けないセリフでしょー
別れた奥さんとの間に出来た男の子が、父親の経済状況を心配する様子が健気で可愛かった
ラストの公園での台風のシーンは名シーンだと思います
少しだけど公演用に昨日繰ってたネタと被るシーンがあったので、「お!」と思った
そりゃね、現代の日本で生きてりゃ、降りかかる問題や悩みはある程度狭まってくるのは当然か
だから共感出来るんだろーし
多分それ書きますけど、パクったんではないですからね
ま、成立してればパクろうが何しようが全然構わないとは思ってますが