事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

おんな城主直虎 第34回 隠し港の龍雲丸

2017-08-27 | 大河ドラマ

第33回「嫌われ政次の一生」はこちら

前回の視聴率は12.4%と予想ほどには伸びなかった。ネットでは神回とか言われていたにもかかわらず。政次ロスは次第にボティブローのように効いてくるんだろうなあ、と思っていたら、誰よりも直虎にダメージを。ここまで“イっちゃってる”主人公は大河史上初かも。

政次を自ら刺し殺した返り血が頭巾に一滴だけ残っている。「ディア・ハンター」において、ワインを飲みきれば幸せになれるのに、少しだけ花嫁衣装にこぼしてしまったエピソードを思い出させます。これは「八重の桜」で、芦名星が夫の斎藤工の無事を祈願して鳥居に石を投げ、力が及ばなかったこととも重なる。この頭巾の血を最後まで残し、狂気を払拭したとたんにかなぐり捨てるような演出があってもよかったような。あまりにもあざといですか(笑)。

政次ロスは、三悪人、じゃなかった坊主三人(小林薫、市原隼人、小松和重)が直虎を思いやる会話でわたしにも襲ってきた。彼らは、政次とともに直虎を守ってきたわけであり、錯乱する彼女への憂いは深い。この大河ではほとんどしゃべらない市原隼人の柄の大きさがいいし、小林薫が徳川に対して少しだけ激高する場面もよかった。ここは赤いウインナーでタコさんをつくるべきじゃないですかマスター

でも政次の死をさみしく思っているのは高橋一生自身に違いなく、

「毎週届いていた台本が、もう届かない」

という発言には、なるほどと。父親の小野政直(吹越満)が

「お前は、わしのようになる」

と遺言した地点をはるかに超えて、小野但馬守政次は、そして高橋一生は大きくなっている。視聴率?今回は黄色いTシャツが裏にあるからなあ……ひょっとしたら11%切るかも。

第35回「蘇えりし者たち」につづく

 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   トラックバック (9)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 無冠の男PART3 | トップ | 無冠の男PART4 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

大河ドラマ」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事

9 トラックバック

〔NHK大河ドラマ〕おんな城主直虎 第34回「隠れ港の龍雲丸」感想 神回の後はどう展...... (しっとう?岩田亜矢那)
前大河「真田丸」で神回と言われたのは第35回「犬伏」「おんな城主直虎」とほぼ同じタイミングである。実際、真田信繁の生涯はここから関ヶ原、九度山の雌伏、大坂の陣、と急速......
大河ドラマ『おんな城主直虎』第三十四回 (レベル999のgoo部屋)
『隠し港の龍雲丸』内容井伊家を守るため政次(高橋一生)を失った直虎(柴咲コウ)は、放心状態。南溪(小林薫)らは、政次を心配するが。。。。 一方、井伊谷は、近藤(橋本じ......
【おんな城主 直虎】第34回「隠し港の龍雲丸」 感想 (ドラマ@見とり八段)
…掛川城へと迫りつつあった。これに対し今川勢も必死の粘りを見せ、徳川軍は苦戦を強いられることとなる。戦乱の波は気賀の方久(ムロツヨシ)や龍雲…
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第34回「隠し港の龍雲丸」 (真田のよもやま話)
先週は驚愕の怒涛の展開でした。その緊迫感を少しこっちへ置いといて、今週もダジャレタイトル絶賛開催中でございます。今回のは・・・隠し砦の三悪人?これがなかったらC3POもR2D2......
おんな城主 直虎「隠し港の龍雲丸」 (のほほん便り)
直虎(柴咲コウ)は、現実を受け入れることができず、碁盤の前で、政次(高橋一生)を待ち、エア碁をうってます。そんな訳で、井伊谷は、近藤(橋本じゅん)が治めることに。家康......
おんな城主直虎 第34回~侍は侍どうし、てめえらで戦えや! バーカ!! (平成エンタメ研究所)
「巻き込まれてどうすんだよ?  俺ら、逃げてなんぼじゃないか」 「侍は侍どうし、てめえらで戦えや!  他人のふんどしで相撲をとってんじゃねえや、バーカ!」  やっぱ僕は龍......
おんな城主 直虎 第34回「隠し港の龍雲丸」 (みはいる・BのB)
大河ドラマ『おんな城主直虎』のお時間です。 BSを録画で鑑賞。 第三十四回「隠し港の龍雲丸」  あらすじ・・・・・・・
おんな城主直虎 第34回「隠し港の龍雲丸」 (あしたまにあーな)
予想通り、前回以降政次ロスになった人が続出し一般ニュースにまでなりました。ロスになったのは視聴者だけではなく直虎も完全にそのモードになってしまいます。自分がとどめを刺......
おんな城主 直虎 34話「隠し港の龍雲丸」 (昼寝の時間)
公式サイト 政次(高橋一生)を失い放心状態の直虎(柴咲コウ)は現実を受け入れるこ