非ミステリ篇はこちら。
今日は国内興行収入邦画篇。成績はこうなっております。
1位「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」(東宝)92.3億円
2位「名探偵コナン ゼロの執行人」(東宝)91.8億円
3位「映画ドラえもん のび太の宝島」(東宝)53.7億円
4位「万引き家族」(ギャガ)45.3億円
5位「銀魂2 掟は破るためにこそある」(WB)36.5億円
6位「DESTINY 鎌倉ものがたり」(東宝)32.1億円
7位「カメラを止めるな!」(アスミックエース)31.2億円(12月中旬時点)
8位「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」(東宝)30.9億円
9位「検察側の罪人」29億円(東宝)
10位「未来のミライ」(東宝)28.8億円
あいかわらず東宝は強い。コナンはまたしても歴代最高を更新。ドラえもんも新シリーズになってから右肩上がり。ヒットすることがわかっていながら、手を抜かないできたのがこの状況を生んだわけだ。それに、シリーズ当初の観客が、今度は親として子どもを連れてくる好循環。ドラえもんにいたっては、孫をつれてくるパターンだってありうるぞ。フジテレビと組んでコード・ブルーをここまで大きなヒットにしたのも会社の勢いというものだろう。
勢いといえば、ありえない名前が4位と7位に。カンヌ効果があったとはいえ、「万引き家族」と「カメラを止めるな!」のヒットはうれしい。小さな雪玉が転げ落ちるうちに巨大な雪だるまに変貌する……ショービジネスが面白いわけだよなあ。このヒットのおかげで、トップテンのうち、半分を観ることができています。
残念なことにトップテンに東映と松竹の名がない。特に気合いを入れてつくった「孤狼の血」にあまり客が入らなかったのは東映にとって痛いはず。でもその分を今年はドラゴンボールが稼いでくれそうで……
次回は洋画興行成績篇。
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