事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

ぼくのわたしの2016 海外ミステリ篇

2017-01-25 | ミステリ

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ミステリランキングの、今度は海外編。宝島社の「このミス」上位でわたしが読んだのは

第1位 「熊と踊れ(上・下)」アンデシュ・ルースベンド、ステファン・トゥンベリ著 ハヤカワ・ミステリ文庫

第6位 「傷だらけのカミーユ」ピエール・ルメートル著 文春文庫

ランク外で「ジャック・リッチーのびっくりパレード」(ハヤカワ・ミステリ)、「アックスマンのジャズ」(レイ・セレスティン著 ハヤカワ・ミステリ)。

毎年毎年読んでなくて恐縮。これではいかんとランキングが発表されてすぐに「熊と踊れ」を読んで格好をつけた次第です(笑)。

週刊文春のほうでは

第1位 「傷だらけのカミーユ」

第2位 「熊と踊れ」

第19位 「ジャック・リッチーのびっくりパレード」ジャック・リッチー著

海外編はこのミスと文春のあいだに大きな差はない。例によって自社発行物が高位にくるのは文春のお家芸ですけど。

近年のミステリは、北欧インベージョンと言っていいほど、寒い国からやってきた作品が席巻している。「熊と踊れ」はその極北。

異常なほど高圧的な父親に育てられた兄弟が、冷静な長兄をリーダーに次々に銀行を襲っていく。方法はシンプル。圧倒的な火器で行員と客を委縮させ、スピード勝負で金をかっさらって行く。もちろんそこから先は工夫満載なんだけど、何にびっくりしたと言って、これがほとんど実話で、兄弟のひとり(彼は強盗に加担していない)が共作者になっていることだ。

翻訳ミステリの不調が伝えられる昨今、世界を見渡せばまだこんな作品が転がっているのか。エージェントと出版社のせめぎ合いは、ワールドワイドになっているんだろうなあ。

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