事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

いだてん 第20回 恋の片道切符

2019-05-26 | 大河ドラマ

第19回「箱根駅伝」はこちら

近ごろは視聴率の低下も底をうったし、おそらくはこの大河でいちばんしんどい部分を本日経過したことでちょっとホッとしています。

そうなの。誰でも「だよね?」と思っていたけれど、そこをどう描くのか心配していた

“金栗四三はオリンピックでは勝てなかった”

という回でしたから。

当時からマスコミや日本人はオリンピック好きで、同時に負けた選手を徹底的に叩きにかかる。わたしが忘れられないのは札幌オリンピックだ。70m級で表彰台を独占した日の丸飛行隊。しかし90m級では笠谷幸生が二本目に失敗し、メダルを逃す。観客席からはこんな言葉が飛んだ。

「バカヤロー!」

当時から、なんてことだと冷静に論評する人はいた。でも近年の

「感動をありがとう!」

「勇気をもらいました」

的なスポーツへの過剰な期待は、やはりちょっと同様に危ういと思う。だから今回、嘉納治五郎が、五十年後、百年後の人間がスポーツを楽しんでいてくれればいいなあと永井道明と語るシーンにこそこのドラマの真骨頂がある。単なるオリンピック礼賛大河ではない。まあ、姜尚中さんを出演させた時点で制作チームがお偉方にどう思われていたことやらとは思ってるんですけど(笑)

大根仁演出の回。予告の演出までやっていたかは知らないけれど、

「四三、髪型!」

には笑った。よけいな話ですみませんが、予告篇の最高傑作といえば日テレの「探偵物語」ですよね。毎週くりだされる松田優作のギャグこそわたしの世代を“覚醒”させたわけで。

で、そんな世代の血が脈々と流れ、そして大河ドラマにも影響していることがとてもうれしいです。例によって冷静ぶっていますが、わたし今回ちょっと泣きました。

オープニングのタイトルバックに綾瀬はるかのバレーボールのシーンが挿入されているのは「おっぱいバレー」への返歌ですか。なわけねー。

第21回「櫻の園」につづく

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