事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「銀魂2 掟は破るためにこそある」(2018 WB)

2019-06-11 | 邦画

前作の特集はこちら

何度も何度もトライし、しかしなかなか結果を残せなかったワーナーの日本映画製作は、「るろうに剣心」と、この「銀魂」のジャンプ連載の実写化でついに鉱脈を掘り当てた。

ただ単にベストセラーコミックの映画化だからではなく、「るろうに剣心」ではNHKの看板ディレクターだった大友啓史を口説き落とし(現在最終章を撮影中ですって)、「銀魂」では脱力系ギャグが得意な福田雄一に大作をまかせるという冒険をかましたわけで、どうやらワーナーにはプロデューサーが育ってきたということなんでしょう。

で、「銀魂2」。前作が40億近くも稼ぐという誰も予想しなかった事態をうけて製作されたのだから、さぞやチカラが入って……ますます脱力しております(笑)。

似たタイプの作品に「TRICK」があった。監督の堤幸彦は、「テレビは映画のように、映画はテレビのように撮る」ことをモットーに、劇場版だからといって無用な力みを排除していた。キャストのアドリブを延々と撮り、それをカットせずに使うなど、思えば勇気のいることだったと思う。

「銀魂」の1作目も、佐藤二朗の強烈なアドリブに、クールな悪役だったはずの菜々緒が吹き出してしまうのもカットされていませんでした。で、今回も前作以上に脱力しております(笑)。

ドラマとしてのバランスが崩れるのを承知で、銀さん(小栗旬)よりも土方(柳楽優弥)のお話に終始し、しかしラストでは万事屋のみんなに見せ場を用意して納得させるあたり、やるなあ。そして今回のキモは、あの窪田正孝を大々的にフューチャーした点にある。わかってる人はわかってるんだよね。彼はすばらしいぞ。

原作はすでに終了(空知英秋が予定どおりに終われなかったのには笑いましたが)。しかしこのタイプの作品は、続ければ続けるほど(作り手はしんどいだろうが)客の側がこなれてくるので、ぜひとも「銀魂3」もお願いしたい。わたしは橋本環奈の神楽にもういちど会いたいですっ!

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