事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2018年2月号PART3 ありがとう厚労省 Joni Mitchell - Cactus Tree

2018-03-03 | ニュース

Joni Mitchell - Cactus Tree

PART2「武装教員」はこちら

「働き方改革はアベノミクス最大のチャレンジで、今国会最大の重要法案だ。必ず今国会で成立させる」

日本の首相が大見得を切って。しかし結果はご存じのような結果になった。厚労省グッジョブ。まあ、卑怯な資料の提出になってしまったのは、どう考えてもわざとよね。もしも説明されているように「単純な事務的なミス」だとしたら、そっちの方がよほど怖い。

にしてもおかしいと思いませんか。過労死が問題になったことが起因しているはずの“働き方改革”の中心が、いくらでも残業させられる法案だったんですよ。

こちらも、景気対策のために貢献してくれた経済界への“御礼”の意味だとしたら、やはりこの内閣はおぞましい政治屋の集まりだな。

本日の1曲は、ジョニ・ミッチェルのデビューアルバムから「サボテンの木」名曲。

2018年3月号「二流の国」につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今月の名言2018年2月号PART2 武装教員 Bill Evans Trio - B Minor Waltz (For Ellaine)

2018-03-03 | ニュース

Bill Evans Trio - B Minor Waltz (For Ellaine)

PART1「平昌」はこちら

「銃を携行する教師にボーナスを支給しても良い」

フロリダ州の高校における銃乱射事件をうけて、トランプ大統領が発した言葉。バカなのは仕方がないにしろ、有害この上ないなこの大統領は。

あの事件で誰もが思い出すのが、映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」で採り上げられたコロンバイン高校における乱射事件だ。監督のマイケル・ムーアは、全米ライフル協会がいかにアメリカにおいて政治的に強力か、銃の普及率はカナダの方が高いにもかかわらず、なぜ銃犯罪がアメリカの方がはるかに高いのかを活写していた。確かに、ちょっと卑怯な撮り方だけどね(笑)。

フロンティアスピリットだとか自衛の伝統だとか、いろいろと言われているが、要するに、アメリカ人は臆病なのだと。臆病だからこそ、銃にしがみつき、様々なことに過剰に反応する。

トランプが、支持母体であるライフル協会へのリップサービスとしてこんな発言をしたというなら、やはりおぞましき政治屋の本性が出たということだし(銃の売り上げは飛躍的に伸びますね!)、教師に銃を持たせることで銃犯罪が減ると本気で考えているとしたら、この人のバカは底なしだということだ。

PART3「ありがとう厚労省」につづく

本日の1曲は、自殺した内縁の妻エレインに捧げられたビル・エヴァンス「B Minor Waltz」。彼の人生は数多くの死に(それは自らのものも含めて)あふれている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする