事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

真田丸 第五回「窮地」

2016-02-07 | 大河ドラマ

第四回「挑戦」はこちら

金曜日にPTAの飲みがあり、大河ドラマ好きにとっては夢のようなシチュエーションになった。なんと左隣が山口県出身。右隣が会津在住経験者。まんなかが庄内藩だから戊辰戦争ですか(笑)。でもさすがにあれから幾星霜、「八重の桜」をみんな冷静に見ることができるくらい「歴史」になってます。

「でもうちはほら、総理大臣を何人も出してるし。」

そういうことを言うから長州は(笑)

さて前回の視聴率は17.8%とさらに下降した。ありゃ、草刈正雄と内野聖陽の腹黒合戦があんなに面白かったのに。このまま、いわゆる洗面器型と呼ばれる推移をたどるんだろうか。まあ、これだけ面白いんだからなんでもいいや。あの会長がいるうちはあまりの高視聴率もなんかくやしいし。

さて今回は「窮地」。本能寺の変で織田信長(とその嫡男)が亡くなったことにより、真田家は右往左往。それ以上に徳川家康がまさしく窮地に陥るお話。

今回の特徴は、主役である信繁(堺雅人)がほとんど出てこないことだ。考えてみれば当然ですよね。地方の小勢力にすぎない真田家の帰趨は、例によって昌幸(草刈正雄)の判断にかかっている。で、思い切り惑ったあげく長男の昌幸(大泉洋)にこう語る。

「織田はもうあきらめた。」

すばらしい判断。情報が少なく、真偽も明らかではなかった当時としては最良。でも彼は続いてこう言ってしまう。

「上杉につく!」

そうなるよね。そうなんだけど、上杉は奇矯な人たちだから……うちの食卓は、向かいが北海道民。そして左隣が新潟県人なので

「どうなの?上杉。」

「よくわかんないです」

そりゃそうだ。遠藤憲一に究極の原理主義者を演じさせるアイデアは最高。さて視聴率は、うーん今日も腹黒の回だけど、18%台に復帰と期待します。

第六回「迷走」につづく

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする