……「犬神家の一族」特集はこちら。
復活祭においでいただいたみなさんに、サービスチケットをさしあげています。これは、港座の、街の映画館の復活を支援する意味で、裏面に掲載された店舗からワンドリンクフリーなどのサービスを提供していただくものです。ぜひ、ご利用ください。
また、今回の上映会に数多くの協賛をいただきありがとうございました。“映画館らしいスタイル”で協賛していただいた方々を紹介しますのでお楽しみに。
そして、港座の復活を支援するために、励ましのお電話や浄財をいただいたことに、会のメンバーは感激しています。復活と宣言するには、まだまだいたらない点が数多いことと思います。ひきつづき、ご支援をお願いします。
※終了しました復活祭!
たくさんの方々においでいただいて感謝感謝。
動員的には、ネガティブな予想をしていた会員のそれを大きく上回り、しかしポジティブな予想をしていた会員(わたしわたし)の予想は下回った。
興行成績は以下のとおり。
「犬神家の一族」……×(立場ねーなオレは)
「大怪獣ガメラ」……△(ちっちゃい子が泣き出したりしたけれど、好評だった。子どもを映画館に連れてくる場が提供できたのは素直にうれしい)
「麦秋」……◎(妻のお母さんを送迎しましたー)
「第三の男」……○(「地下道のシーンがいいのよ!」と力説する人がいましたよ)
「ニュー・シネマ・パラダイス」……○(例の“キスの嵐”のシーンはもぎり裏のモニター画面で観てました。学校事務職員がこの映画に5人もかけつけてくれた。「事務職員って映画好きなの?」オレにきかれてもなー)
「素晴らしき哉、人生!」……○(キャプラ映画はうける。実感)
「汚名」……○(妻が来てくれましたー)
「十二人の怒れる男」……△(かなりハードな映画だからしんどいかと思ったら、ディープな映画ファンがきてくれたようだ)
「赤いハンカチ」……◎(上映開始前と終了後、もっともお酒が売れたのはこの作品でした)
そして
「ローマの休日」……!!!
あくまで、印象ですけどね。それにしても「ローマの休日」人気には驚いた。二回上映してどちらもほぼ満員なのだ。おかげで次回も上映する約束をして観客をなだめる事態にまで。
うーん、とわたしは考えこむ。ふるい映画だから上映コストも安く、会にとってはありがたいことだが、これだけ圧倒されるとはなあ。
それにしても、上映終了後、「よかったわー」と喜んでくれるお客さんたちを相手にするのは至上のよろこびだった。なるほどショービジネスは一度はまったらやめられないわけだ。何度も足を運んでくれるお客さんもいて、めちゃくちゃにうれしかった。読者もいっぱい来てくれて、しかも協賛金まで出してくれた読者もいて多謝。
さて、問題は二回目。7月24日(金)、25日(土)にどんな作品を用意するのか……仲介業者とのやりとりでオーナーはかなりしんどい思いをしているようだし、今のところ確定作品は「ローマの休日」一本のみ。
「大脱走」や「ショーシャンクの空に」は有力ではあるけれど……決まったらさっそくお知らせします。
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上映会のオープニングイベントはYBCのサイトで一週間ほど観ることができるようです。↓
第二回上映会「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」篇につづく。