死刑囚の男と、自殺願望の女。
韓国のベストセラー小説を映画化した作品です。
昨年の秋、韓国で300万人を動員し、ラブストーリーの興行収入を塗り替えました。
この映画が、7月12日(土)から、日本で公開されます。
監督は、『力道山』のシン・ヘソン。
丁寧に、実直に描く監督です。
「死刑」という重いテーマを、どんな風に投げかけているのでしょうか。
主演のカン・ドンウォンとイ・ナヨンは、この映画で圧倒的な演技力を見せてくれているそうです。
原作本は、北朝鮮拉致被害者の蓮池薫さんが翻訳をして、新潮社より出版されています。
『私たちの幸せな時間』 日本公式HP
http://www.shiawasenajikan.jp/
蓮池薫BLOG 「My Back Page」
http://www.shinchosha.co.jp/topics/hasuike/blog/
『私たちの幸せな時間』 OFFICIAL BLOG
http://shiawasena.zing.cc/
朝鮮日報より関連記事
(2007.09.08付け)
『私たちの幸せな時間』試写会、エンディングは感動の涙
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(2007.09.09付け)
『私たちの幸せな時間』で輝くカン・ドンウォン&イ・ナヨン
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(2007.09.11付け)
映画『私たちの幸せな時間』に感動の涙…スターら大絶賛
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(2007.09.25付け)
カン・ドンウォン&イ・ナヨン『私たちの幸せな時間』公開11日で200万人突
http://www.chosunonline.com/article/20060925000041
この映画は、カン・ドンウォンとイ・ナヨンという、トップスターの二人が主演を勤めるということで、クランクインの前から高い関心が集まっていました。
撮影初日の映像を見たことがあるのですが、二人が、とてもぎこちなく見えたんです。
「大丈夫なのかしら~?」と、よけいな心配などしていたんですけど。
↓こちら。ね、ちょっと、硬いでしょ?
ところが、8月の公開前の製作報告会では、とても素敵な表情になっていたんですよ。
こちら↓(カン・ドンウォンは、ちょっと太り気味でしたが)
いい演技ができたという、満足感が現れている感じがしました。
それまで、人気スターだったカン・ドンウォンも、この映画で演技力が高く評価されました。
死刑囚を演じるため、刑務所に行ったり、家でも手錠をはめたまま生活したりしたそうですが、役作りに大変苦労したそうです。
300万人を超すヒット作なのに、青龍映画賞や大鐘映画賞でノミネートされていないのが不思議ですが、
調べてみると、『私の頭の中の消しゴム』も、ノミネートがないみたいなんです。
チョン・ウソンとソン・イェジン主演の、名作ラブストーリーだと思ってるんですが、
純愛映画は、賞向きではないのかな・・・。
それとも、「死刑」というテーマが重すぎたのかな?
だから、逆に、期待しています。
「死刑」は、日本においても、正面から考えなくてはいけないテーマです。
映画『私たちの幸せな時間』から考える
トークイベント「罪をつぐなうとは何か」を、
2007/6/26(火)に開催するそうです。
トークゲストは、下記の三人。
篠田 博之さん | 月刊「創」編集長。死刑囚・宮崎勤との面会や文通を重ね、獄中手記「夢のなか」「夢のなか、いまも」を出版。 |
雨宮 処凛さん | ワーキングプアの若者の代弁者、ゴスロリ作家。元パンク歌手&右翼活動家。著書に「生きさせろ!難民化する若者たち」「バンギャルアゴーゴー」など。 |
原田 正治さん | 殺人事件被害者遺族。 「被害者と加害者との出会いを考える会」を2007年6月に創設し、代表を務める。 |
詳しくは、公式HPのニュースをご覧くださいね。
原作本は、発売中です。
コン・ジヨン 著 / 蓮池薫 訳 / 新潮社刊
私は、映画を見てから読んでみようかと思っています。
実は、『宮』のシン君こと、チュ・ジフンも、この小説をお薦めとして紹介していました。
翻訳も、とてもよくできているそうです。
上記に紹介した、蓮池さんのブログも、ぜひ、ご覧くださいね。
絶対見に行くわ~。
私もちょっとでてくる髪の長いカンカンが好きです(笑)
この作品、いよいよ公開なのね。
うん!観る観る!
前にも書いたけど、『アイルランド』のイ・ナヨンちゃんの演技には、やられたからね~。
この作品で、どんな演技見せてくれるか楽しみだわ。
深い作品は、原作も読みたくなるよね。
『スカーレットレター』も、原作読んだよ~。
やっぱり私も、映画観てからだね。
一度のみ上映でチケットが取れなかったので楽しみです
シネマートフェスといえば、
シニャンさんの「約束」が中止になってしまった・・・
せっかく人気投票頑張ったのに~
でも、きっと違う形でまた見られると思うわ
そのときはまた、よろしくね
返信が遅れて、すみません。
>わんわんさん
髪の長めのカンカンは、ツボでしょ!
ドラマのカンカンは、少しぎこちない感じだったので、映画のほうが合ってる気がします。
私は、『オオカミ・・』も『家庭教師』も見ていないので、初スクリーンだわ~。
>よんみちゃん
お元気でしたか?^^
よんみちゃんお薦めのイ・ナヨンも、すごく楽しみなんです。
『スカーレット・レター』も原作ものなんですね。
蓮池さんが、ブログの中で語っていらっしゃるんですが、
日本の小説は、韓国にかなり流れているのに、
逆に、韓国の小説が日本に翻訳されて出版されることは少ないそうです。
確かに、そうかもしれませんね。
今回のテーマは、国が違うとどう違ってくるのかも、大きな見所だと思います。
日本と韓国は、似たところがあるので、同じ感情を感じるかもしれませんね。
>ヨンハ姐さん
随分、待ちました~。
去年のシネフェスでは、すぐに公開すると思ったから、見なかったのよ。
うれしいです。
シニャンさんの『約束』は、チョン・ドヨンと共演してる奴だったよね。
『手紙』よりも見たかったのに、すごく、残念・・・。
シニャンさんが、版権を買い取ったんだよね?
日本で公開してくれるために、買い取ったって言ってなかった?
それなら、ご本人の来日とともに公開されそうですけど。
そのときは、ぜひ、行くわ!