このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

BOOK OF THE DEAD

2011年10月10日 | 映画・DVD
原題は「DEADTIME STORY」。
勿論「BEDTIME STORY」をもじっているのだろう。
中でロメロ氏が「眠れませんね」みたいな発言をしているし。
↑ロメロ氏はストーリーテラー的な役割も担当している。
(日本の「世にも奇妙な物語」なタモリ氏の役ね)

で、このロメロ氏 Presents とか、製作総指揮とか書いてあるけど
何処まで関わっているのか全く怪しい気はする。

ところで「ジョージ・A・ロメロ」氏と言えばゾンビ映画を愛するもの
にとっては「」のような存在。
ゾンビ3部作
Night of the Living DEAD
Dawn of the DEAD
Day of the DEAD
の父である(当たり前過ぎますか。失礼しました)。
(「Land of」「Diary of」「Survival of」は今一だったけどね...)
同じくオムニバス映画の「クリープショー」とかにも関わっているが、
こちらは今回と出来が比べ物にならない。

本作は3作から構成されるオムニバス形式。
2巻出ていて、それぞれ3話づつ、計6話ということになる。

今日は1巻について。

1話
VALLEY OF THE SHADOW 「谷間に潜む陰」
(恐らく)ジャングル奥地にあると言われている幻なのかお宝なのか
の果物?を探しに行く話。
行方不明の○○を探すという目的はあれど、各所における行動動機
があまりに適当。ホラーとしての恐怖の対象も内容も無いに等しい。
おおまけで15~20点くらいかな...。

2話
WET 「びしょ濡れ」
ばらばらにされた人魚のパーツをみつけた男が、やめろという忠告
も聞かずに全部掘り起こして集めて復元しようとする話。
かつてのトワイライトゾーンやアメージングストーリーの雰囲気
が一番出ていたと思う。その雰囲気は結構いい感じだった。
が、しかし、最後の方が...。40点。邦題適当過ぎ。

3話
HOUSECALL 「往診」
息子がおかしくなったと母親から呼び出された年取った医師が
夜遅くにその家に往診に行くという話。
う、うぅむ、どうなんだろう。これは。最後の話だよな。こんな
点数でいいのか、と思いつつ25点くらいか?

という訳で、本当にロメロ氏が関わっているのかな、と思った
次第である。(トム・サヴィーニなんて名前も見えたけど...)

明日は2巻の3話についてコメントする予定。

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