疾風の帰り径

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男鹿と牡鹿って同じちゃうん

2009-05-06 05:00:00 | Touring
 五所川原を出て、目的地は岩木山。
 て言うか、ホテルの部屋からも、見えましたね、津軽富士。
 東北でもっとも美しい山の一つです。

 天気が良ければ、初めて津軽岩木スカイラインを登ろうと、心に決めてきたのですが、生憎の曇り空。



 それでも津軽平野の林檎畑(?)の中を迷走しつつ、山を見上げるのでした。

 岩木山環状線という道路がぐるり回っていて、ツーリングのバイクも多い道なんです。
 南側は前回走っているので、今回は東側から反時計方向に回ります。

 でも、すぐ雨が降ってきました。
 岩木山環状線の北側には、やまなみロード、津軽中部広域農道というこれまた気持ち良さそうだけど、見る人によっては税金のxx使いみたいな道があり、この辺りは天気の良いときにまた来たいと思いつつ、林檎の花は6月始めですかね。

 鯵ヶ沢に向かいました。
 干し烏賊を焼いて食わせる露店が並ぶ国道101号線に出ます。。

 海の駅のトイレで、おじさんたちがテレビで有名な犬の話をしていました。

 日本海を上手に見ながらのんびり走ります。

 始めは西向きなんですが、だんだん南向きに回りこんでいきます。

 大戸瀬崎の千畳敷。



 緑色がかった不思議な色の柔らかそうな岩が、海水に浸食されて不思議な造形が12km続きます。
 五能線の列車はここで数分間停車して、観光客が見学できるようでした。

 そう言えば、大人の休日倶楽部パスポートで五能線の夕陽を眺めに来た時も、この辺りは雨でしたっけ。

 深浦、黄金崎、十二湖駅、大間越、天気が良ければ寄ってみたいところをパスします。霧で椿山の風車も見えないし、白神山地なんてどこにあるのか。
 秋田県に入り、まだまだ続く焼きイカ街道。そんなドライブインで、昼飯の天麩羅うどん。
 さすがに秋田のうどんは稲庭風細麺でした。

 八森から108号線を逸れて、能代山本広域農道へ、能代の風車もパス。
 これまた信号が無い走りやすい道が延々続きます。雨は止みました。
 道なりで、秋田自動車道の能代東インターへ。いつの間にやら秋田道ももういっこ東の二ツ井白神というところまで伸びているのでした。大館辺りでも部分的に出来ているところがあって、あっという間に東北道につながりそうな勢いです。
 秋田で事件が起きたときは、青森から応援に行くのに便利になりますね。

 秋田道に入って五城目八郎潟インターでアウト。
 今回のツーリング最初の給油を終えて、八郎潟です。

 びーえむあいさんに教えてもらった、桜並木と菜の花ロード。ずっと直線。



 さすがに桜はもう終わり、15kmほどの区間、最後の花吹雪の下を走りました。

 観光客はちらほら。道路っぱたでピクニックしてる家族もいました。ばばヘラアイス売りも所々に。必ず一箇所一人ですよね。

 桜はまだ若木なんですが、10年後20年後はすごいところになりそうです。

 男鹿半島に入ります。半島特有の曲がりくねった道。再び国道101号線も。

 そして、ごらんあれが入道崎、西のはずれです。青空がのぞいたので、パチリ。



 ここは大勢の観光客で、駐車場も一杯でした。



 京極夏彦の「後巷説百物語」の冒頭のストーリー「赤えいの魚」に登場するんですねぇ、男鹿半島の入道崎。それで前から来て見たかったんです。どうも昔からの霊場、出羽三山や男鹿などは京極氏が好む地域のような気がします。

 入道崎の沖二里ほどのところに常に霧に覆われた島があって、漁民は皆知っているが、魔島と恐れて近寄らない、ところが年に一度だけ.....



 物語では戎島という謎の島なんですが、ある日沈んでしまうんですね。

鳥も通わぬゑびす島
金銀珊瑚が御座るのか
富やら宝が御座るのか
流れ着いたら蔵に入る
歩き着くなら客となる
骸になってもゑびす顔
行ったは良いが戻れない、戻れない


 そして実際に入道崎の沖には島があるんです。



 とても蔵があるようには見えませんでしたが、とにかく島はありました。
 行かれる方は、「後巷説百物語」を是非お読みください、お貸しします。直木賞受賞作だったと思います。

 それから男鹿半島には、日本ではここしか見られないものがあります。



 八望台という展望台から真西を見る風景なんですが、戸賀湾の手前に池があり、二ノ目潟といいます。

 ちょっと見えませんが下の写真の左下に垣間見えるのが、一ノ目潟。



 ここからは見えない、三ノ目潟と、戸賀湾そのものを入れて四つ、爆裂火口湖という地形なのだそうです。



 戸賀湾は海につながってしまっているので、湖とはいえませんが、日本海側の貴重な船舶避難港だそうです。

 男鹿での情報では、日本ではここだけの爆裂火口湖ということなんですが、ネットで調べると、草津やら、伊豆七島やら、八甲田山にもあるとか、蔵王のお釜はどうなんだろう。松島の地形も火口っぽいですよね。

 ということで、褶曲山地の牡鹿半島と異なり、男鹿半島は火山性の島が砂州で陸とつながり、八郎潟と共に形成された半島なのでした。どっちもオスの鹿なんですけど。

 このあと、なまはげラインからまたまた国道101号線で秋田市に入りました。

 途中、男鹿の船川港や、潟上市天王に、大型風車がありました。秋田は東北でも風車の設置場所が多い地域ですね。市民風車なんかもあるし。良い所です。

 ところで、1986年7月にギリシャのロードス島で撮ったこの写真。



 うしろの湾も右奥でエーゲ海とつながっているんですが、これも爆裂火口湖由来でしょうか。
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5 コメント

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Unknown (kazu)
2009-05-06 11:00:32
北東北の旅、お疲れさまでした。
日本のフィンランドなんてカッコつけていた、大館空港周辺は、どーなっているのでしょう。開発のため、木一本伐採、3万円?(一桁違ってるかな)なんていって大金持ちになった森の所有者がいました。一本道路へだてた、私の案内者の土地は対象にならず、嘆いていました。(関係ない話スミマセン・・・)
壮大な夕日、見られなかったのですね。残念。曇空だと写欲も減退します。
リンゴ畑は、フジか津軽? 昨年は、台風で収穫時期に落下し、ジュースにするにしても多すぎて、不法投棄をする農家が続出したそうです。冷蔵保存技術が発達しても、傷ついたリンゴは売り物になりません。
毎年、天候まかせの路地農業ですが、今年の天候に期待するのみです。
またまた、すみません。以前の仕事を思い出してしまって・・・
Unknown (LYNX☆)
2009-05-06 14:49:06
同じコースを、逆に通った事が有ります!
ブログを見ていたらまた行きたくなりました!
五所川原は泊まったことが無いので行ってみたいですね・・・
Unknown (風写)
2009-05-06 16:56:30
kazuさん
大館は通らなかったので良く判りません、すみません。
この辺はとにかく林檎だらけです。
私は酒の肴か、飯のおかずにならないものには興味がないんですけど、花の季節だけは良いですね。

LYNX☆さん
前に五所川原に泊まった時は郊外の温泉宿でした。
http://www.oyuyado.co.jp/
良かったので今回も泊まろうとしたのですが、部屋が取れなかったのでした。
Unknown (shishipro)
2009-05-06 23:15:16
長距離お疲れ様でした!
道中、大変そうでしたね。また写真に癒されました。
こちらは無事に乗り切りました。
Unknown (風写)
2009-05-07 08:08:54
shishiproさんこそ、お疲れ様です
私は遊び、大変ではありません

たっぷり働いた分どこかで休みましょうね

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