疾風の帰り径

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美しい器械

2007-04-15 10:24:29 | Camera
 昨日はスワローズとベガルタは快勝したものの、イーグルスはダルビッシュに完投負け。
 ユアスタで一日仕事してましたが、5点取ると疲れも吹っ飛びます。

 カメラコレクターであることは以前書きました。カメラに限らず美しくて健気に働く器械、機械が好きで欲しくなります。車、オーディオもしかりです。時計だけは、はまると破産しそうなので、我慢していますが、それでも腕時計は15個くらいは転がっていますし、ポータブルオーディオもウォークマン時代のカセットテープのものから10台くらいは家のどこかにあります。
 機械は元々美術品ではありませんが、当然機械の美は存在しますし、美の価値があります。それは単なるデザインの美しさだけではなく、その機械の機能、実用性を理解しているからこそ感じられる美しさというものがあると思います。



 これは私のカメラの中でも2番目に古い、ライカのDⅡ、1938年製です。昭和13年。21世紀のコンビニで売ってるフィルムで綺麗な写真が撮れます。今でも最もポピュラーな35mmフィルムの原型は1913年に試作されたカメラで初めて試され、1925年に発表された最初の「Leica 」から使われています。それまでは大判のフィルムを使ったカメラしかなく、ポケットに入るカメラが欲しいという要望から生まれたのですが、大正時代に開発された規格のフィルムが、昭和を超えて平成19年のコンビニの主要商品になっているってすごいと思いませんか?
 当時は、剛性の高い軽金属の成型技術が存在しなかったため、ライカのボディはアルミの円筒パイプを切ってつぶし、穴を開けたり削ったりして造られたそうです。
 距離計連動、レンズはF3.5 シャッターは1/20から1/500秒までですが、レンズ交換が可能です。。
 レンズは沈胴式、ポケットに入れるためですね。今のデジカメとまったく同じ。微妙に中心からオフセットしたレンズ位置、さらに外側のファインダー位置は、フィルム用の二つのスプール間にシャッターのメカニズムを入れるために決まったものと思われますが、後の一眼レフカメラのシンメトリーなデザインより美しいと思いませんか?カメラをこれ以上小さくする必要はないと思うくらいのコンパクトさです。



 犬の散歩にカメラを持って行きたかったのが開発のきっかけという説もあります。機能美の極致です。

 もっと美しいカメラです。コダックのバンタムスペシャル。なんとアールデコ。



 LeicaDⅡと同じ1930年代後半のアメリカ製です。今は使用されていないバンタム版というロールフィルム規格のカメラで、当時の使用者が名前を彫りこんでいます。



 シアトルのローウェルスラックさん、いまはひ孫さんがイチローを応援しているかもしれません。
 距離計連動で、レンズはなんとF2.0、1秒から1/500秒のシャッタースピードまで使えます。
 美しいボディを開くとこんなになります。





 70年後のコレクターが大事に飾ることを想定してか、蓋には足が出るようになっており、こんな風に立てておくことが出来ます。
 まさに美術品ですね。

 携帯電話と並べてみました、コンパクトさを実感ください。



 最後に携帯電話が出てきましたが、ケータイ、機能も実用性ももう申し分ありません。歴史に残る美しいデザインの電話機を日本のメーカーに作ってほしいものです。

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