東京への帰郷ツアー最終回です。
此処最近、週末二日間の出来事を5回前後に分けて書くことが増え、読んでくださる方に一週間ずっと遊んでいるような誤解を与えていないか心配しているのですが、平日は仕事してますからね。次の週末のプランを練りながら。
日曜日の新宿の朝は土砂降りでした。朝食の後、しばし部屋でのんびり時間調整。
近所のコンビニまで走るのさえ躊躇われるほどで、ホテルで400円のビニール傘を買い、新宿駅方面へ、歌舞伎町を歩きます。コマ劇場は閉鎖されてました。
あっという間に膝から下はびしょびしょ。靖国通りまで来ると地下街の恩恵に与れます。
故里、祖師ヶ谷大蔵の駅前通を歩いて、レポートしようと目論んでいたのですが、雨天順延。
懐かしい地下街をまた西口までとぼとぼ歩いて地上に出ます。
カメラ屋さんめぐり。
キタムラ、新宿カメラ市場、マップカメラの順に、中古屋さんを覗きました。
やはり新宿カメラ市場の品揃えは群を抜きます。圧倒的。
キタムラとマップカメラは、Webでもチェックできるし、時間がないときは新宿カメラ市場だけ訪れれば十分かも。
ASAHIFLEXに少し惹かれましたが、今回はパス。
二日酔いだとあまり購買意欲も沸かないと言うことかも。
山手線で恵比寿に行くことにしました。
恵比寿駅から、昔のビール工場跡に向かって伸びる、動く歩道。
動く歩道(って正式名称ですか?)の上をさらに歩くと、スーパーマンかエイトマンになったような気がします。でも降りる時の膝への負担が......
仙台に来る前まで勤めていた会社の本社があったビルです。
天気が悪いのでこの日は上には行かず、隣の美術館へ。
東京都写真美術館です。愛称SYABI。
ここなら雨でもゆっくり出来ます。たぶん入るのは初めて。
まずは三階の展示。ここからは貰ってきたパンフです。
「東方へ 19世紀写真術の旅」です。
19世紀に発明された写真の技術。
持ち運べるようになったカメラを担いで、世界を回ったカメラマンたちがいました。
最初はピラミッドやエルサレム、いわゆる名所旧跡を撮っては、印刷し、人々に見せたものでした。絵葉書と同じですね。
それが、オリエントから極東へ向かったカメラマンたちによる、異なる文化の紹介と言う新たな分野へ、変質して行き、さらに報道写真へと変化していったわけです。カメラマン魂の始まり。
100年以上前の写真、撮った人の鼓動、見た人たちの感動が伝わります。
混んではいませんが、過半数が欧米人のようでした。
次は二階の展示です。
「プレスカメラマンストーリー」
朝日新聞社のライブラリーからなんですが、まさに日本の報道写真の黎明期に活躍された方々の力作が並んでいました。
一枚の写真が多くのことを物語ることができるようになった激動の時代。
戦中戦後に使われたカメラ、スピードグラフィックも展示されています。
圧巻はベトナム戦争の写真。
テレビニュースのカメラマンも、もっとフリーに動けるようにしなきゃならんのかなぁと感じました。
軽い機材も必要かな。
最後に地下一階の展示です。
此処がダントツに混んでいました。
「世界報道写真展」
WORLD PRESS PHOTO 2009です。
まさに世界最高のカメラマンたちが撮った傑作が並び、言葉を失います。
人間の生と死を真正面から捉えた写真、私たちがテレビで流せる映像との大きなギャップを感じました。
でもそれは、別の方法で乗り越えなくてはなりません。
うちのカメラマンたちにも刺激になるかと想い、写真集を買い求めて外へ出ました。
雨は小降りになっています。
蕎麦か饂飩を食べようかと、恵比寿駅の周りをうろうろしたのですが、開いているのは洒落たカフェか中華料理ばかり。
結局ランチの旗が翻っていた、最近テレビで良く目にする「びっくり寿司」に入ることに。仙台にはありません。
チェーンのお鮨屋さんらしいのですが、回転ではありません。でも結構年季が入った風の板前さんが二人、回転寿司屋さんのような広くて四角いカウンターの中央で握っていました。
ランチメニューの、びっくり丼、1260円。
安さで勝負の店ではないのですね。
豪華なバラちらしと言った感じでしょうか。でかい味噌汁と茶碗蒸しがついている上に、ちらしの量も多めです。
これにかき揚げを乗っけるコースもあり。
まぁ、美味しくいただきました。
この後また山手線でぐるりと東京駅まで回り、こまちで帰ってきました。
鉄塔の写真を撮ろうと思いましたが、仙台はこの日も霧の中。でも何だかほっとしました。
今日はこれから博多に出張です。
此処最近、週末二日間の出来事を5回前後に分けて書くことが増え、読んでくださる方に一週間ずっと遊んでいるような誤解を与えていないか心配しているのですが、平日は仕事してますからね。次の週末のプランを練りながら。
日曜日の新宿の朝は土砂降りでした。朝食の後、しばし部屋でのんびり時間調整。
近所のコンビニまで走るのさえ躊躇われるほどで、ホテルで400円のビニール傘を買い、新宿駅方面へ、歌舞伎町を歩きます。コマ劇場は閉鎖されてました。
あっという間に膝から下はびしょびしょ。靖国通りまで来ると地下街の恩恵に与れます。
故里、祖師ヶ谷大蔵の駅前通を歩いて、レポートしようと目論んでいたのですが、雨天順延。
懐かしい地下街をまた西口までとぼとぼ歩いて地上に出ます。
カメラ屋さんめぐり。
キタムラ、新宿カメラ市場、マップカメラの順に、中古屋さんを覗きました。
やはり新宿カメラ市場の品揃えは群を抜きます。圧倒的。
キタムラとマップカメラは、Webでもチェックできるし、時間がないときは新宿カメラ市場だけ訪れれば十分かも。
ASAHIFLEXに少し惹かれましたが、今回はパス。
二日酔いだとあまり購買意欲も沸かないと言うことかも。
山手線で恵比寿に行くことにしました。
恵比寿駅から、昔のビール工場跡に向かって伸びる、動く歩道。
動く歩道(って正式名称ですか?)の上をさらに歩くと、スーパーマンかエイトマンになったような気がします。でも降りる時の膝への負担が......
仙台に来る前まで勤めていた会社の本社があったビルです。
天気が悪いのでこの日は上には行かず、隣の美術館へ。
東京都写真美術館です。愛称SYABI。
ここなら雨でもゆっくり出来ます。たぶん入るのは初めて。
まずは三階の展示。ここからは貰ってきたパンフです。
「東方へ 19世紀写真術の旅」です。
19世紀に発明された写真の技術。
持ち運べるようになったカメラを担いで、世界を回ったカメラマンたちがいました。
最初はピラミッドやエルサレム、いわゆる名所旧跡を撮っては、印刷し、人々に見せたものでした。絵葉書と同じですね。
それが、オリエントから極東へ向かったカメラマンたちによる、異なる文化の紹介と言う新たな分野へ、変質して行き、さらに報道写真へと変化していったわけです。カメラマン魂の始まり。
100年以上前の写真、撮った人の鼓動、見た人たちの感動が伝わります。
混んではいませんが、過半数が欧米人のようでした。
次は二階の展示です。
「プレスカメラマンストーリー」
朝日新聞社のライブラリーからなんですが、まさに日本の報道写真の黎明期に活躍された方々の力作が並んでいました。
一枚の写真が多くのことを物語ることができるようになった激動の時代。
戦中戦後に使われたカメラ、スピードグラフィックも展示されています。
圧巻はベトナム戦争の写真。
テレビニュースのカメラマンも、もっとフリーに動けるようにしなきゃならんのかなぁと感じました。
軽い機材も必要かな。
最後に地下一階の展示です。
此処がダントツに混んでいました。
「世界報道写真展」
WORLD PRESS PHOTO 2009です。
まさに世界最高のカメラマンたちが撮った傑作が並び、言葉を失います。
人間の生と死を真正面から捉えた写真、私たちがテレビで流せる映像との大きなギャップを感じました。
でもそれは、別の方法で乗り越えなくてはなりません。
うちのカメラマンたちにも刺激になるかと想い、写真集を買い求めて外へ出ました。
雨は小降りになっています。
蕎麦か饂飩を食べようかと、恵比寿駅の周りをうろうろしたのですが、開いているのは洒落たカフェか中華料理ばかり。
結局ランチの旗が翻っていた、最近テレビで良く目にする「びっくり寿司」に入ることに。仙台にはありません。
チェーンのお鮨屋さんらしいのですが、回転ではありません。でも結構年季が入った風の板前さんが二人、回転寿司屋さんのような広くて四角いカウンターの中央で握っていました。
ランチメニューの、びっくり丼、1260円。
安さで勝負の店ではないのですね。
豪華なバラちらしと言った感じでしょうか。でかい味噌汁と茶碗蒸しがついている上に、ちらしの量も多めです。
これにかき揚げを乗っけるコースもあり。
まぁ、美味しくいただきました。
この後また山手線でぐるりと東京駅まで回り、こまちで帰ってきました。
鉄塔の写真を撮ろうと思いましたが、仙台はこの日も霧の中。でも何だかほっとしました。
今日はこれから博多に出張です。
フォトジャーナリズムにはいつも脱帽です。
毎年新宿のコニカミノルタプラザで見ていますが、今年は、アフリカの内乱など、目を背けたくなるようなものが多く、感動より、後味が悪い思いをしました。
昨年は、息絶える直前までビデオカメラを向けていた日本人記者を偶然ホテルから撮影したカメラマンの作品がグランプリを取っていました。偶然とはいえ、ものすごい写真でした。
博多は晴天で今朝は朝食前に砂浜を散歩してきました。
朝は爽やかですが、これから暑くなりそうです。