農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

自然との共生をめざすコメ作りー粕淵辰・荒生秀紀著、新農書出版

2022-05-16 11:00:43 | 日本不耕起栽培普及会
今年の3月日本不耕起栽培普及会会長の上原一夫さん宅で私の塾生を連れ、種まきの体験を行った際、上原さんの昨年の塾生で静岡県焼津市出身の青島康広氏から「自然との共生をめざすコメ作り」江戸時代に学ぶ新農書の紹介を受け後日送っていただいた。
山形大学での実践記録で無農薬リンゴの木村秋則さんともつながりがあるそうで後日会える機会も持ちたいとのことであった。
私が興味を抱いたのは第1章で無肥料・無農薬で多収するという標題である。それは慣行栽培農家で邪魔者扱いしている藻類が決めてとなり10aで10キロの窒素を固定するという。不耕起の実験田では田植え前後から藻類が発生し雑草の発生を抑える。カメが活動し藻類を食べる。著者の話だと元々土の中には窒素成分は無限に存在するがイネが利用できる形態になっていない。
私たちが2,3本植えにしているが1本植えが良いとか浅植えにすると分けつが良いとか、改めて比較検討しながら読むと参考になる、


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