農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

牧野万太郎物語は私の青春と重なる

2023-08-16 10:21:37 | 日本不耕起栽培普及会
農薬を使わない、化学肥料も使わないでコメができる。香取の藤崎芳秀さんの水田でメダカが泳ぐ水田を2001年6月9日観察できた。その時の、千葉大の1,2年稲毛の教養学部で学んだ植物学や植物生態学が私の原点である。牧野図鑑もすでに所有しドウランと野冊が必需品だった。渡辺教授や生態学の沼田真さんには植物同好会の顧問にもなってもらい山行きを楽しんだ、生態学では銚子や清澄山の東大演習林での野外研修に参加、その後学部は園芸学部で2年、東京教育大学での2年の農学専攻があるが千葉大の教養学部時代の思い出が鮮明である。
改めて牧野富太郎の偉大さを知ることとなった。そして環境の変貌である。ホタルが周りにいた。カエルが車にひかれるほど数がたくさんいた。メダカが数百円で売られている。
不耕起で農薬を使わない谷津田の水田では、いまだに『メダカの学校』である。収穫時期水田で水を切ってもどこかに生きる場所を探して生き延びている。20ねんまえには水田畦周りの土をツルグレン装置にかければトビムシやダニは生息していた。今では近くのホームセンターの店頭に除草剤がうず高くならんでいる。かってのアメリカのカーソン女史が{沈黙の春}で指摘した状況に匹敵する。牧野富太郎についての紹介記事、8月20日付赤旗日曜版です。また前回の紹介でショウガ麹の記事も日刊赤旗の記事でした。