農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

15号台風のつめ跡多古桜宮自然公園周辺

2019-09-15 19:56:45 | 日本不耕起栽培普及会

千葉県内1週間たっても県内13万戸が停電を解除できない。多古の桜宮自然公園の中で2003年から管理にたづさわり谷津田の水田20aを作っているが周辺は既存の地主の土地で勝手には切ったりはできない。そのことが以前から悩みのタネであった。まったく価値のない杉の木である。倒れ掛かったり半分割れたり、溝ぐされで価値のない杉の木がいずれ今回のように倒木し電線や道路をふさぐことになる。これが千葉県内いたるところで発生している問題で根本は高齢化が解決を遅らせている。東電にだけ責任をおっつけるわけにはいかない。自治体と地権者、東電が協議会を作って解決の糸口を探るべきである。すでに静岡かどこかが林木を下見して問題になる箇所の木を切ることを勧めている。桜宮自然公園内では月1回の作業日を決めて公園内の下草刈や倒木の除去を行っている。そこでは今回も問題は発生していない。わたしじしんも高齢化の仲間入りをしているが谷津田の自然、水田を次世代にどのように受け継いでいくべきかを発信すべきである。